今朝のひとこと話

12月度の話(その287)
「職長はカンジルマンであれ」

以前、私は職長のことを「カンジルマン」と呼んでいました。「カンジルマン」とは「感じる人」という意味です。この呼び方をしたのは、五感の鋭い職長であってほしいと期待したからです。人間には、「見る」、「聞く」、「嗅ぐ」、「触る」、「味わう」という五感があります。職場を点検する場合、この五感を働かせて「違和感」を鋭敏に感じ取り、危険の種を察知し、事前に予防措置を講じることが大切なのです。この安全の先取りができる職長と、指示事項をきちんと守る作業員が揃えば、災害など起きるはずがありません。

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