今朝のひとこと話

12月度の話(その272)
「脱線事故の運転手の心理」

これもJR福知山線の脱線事故の話です。運転手の心理の私なりの推察です。電車がオーバーランをして、あわててバックしたとき、「失敗した」という思いで頭が白くなりました。そして、上司から「怒られる・懲罰を受ける」と、車掌にオーバー距離と、遅れた時間のごまかしを依頼しました。そして「時間を取り戻さねば」と感じ、100㎞以上に対し「これくらいなら」と思い事故になってしまったと思います。こんな心理は理解できます。理解できるということは「自分がやるかもしれない」ことです。怖いですね。

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