今朝のひとこと話

2月度の話(その28)
「かも知れないで災害防止に大成功」

安易に「だろう」と判断をせず、「かも知れない」と判断して、大災害を防いだ事例を紹介します。山形県のトンネルでのことです。ある日、トンネル上部に換気用の立坑が貫通することになりました。当社の現場所長は、もしかすると貫通時、坑内に大量の土砂が流入するかもしれない。そうなった場合、トンネルの奥で働く作業員が大変なことになる」と立坑貫通を日曜日に変更してもらいました。予感は的中しました。予想をはるかに超す大量の土砂が、トンネル内を埋めました。「だろう」の判断をしていたら、と考えるとゾっとします。

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