今朝のひとこと話

2月度の話(その30)
「勇気を持って声かけ運動」

私の大好きな浪曲に「唄入り観音経」というのがあります。その始まりで、川に身を投げよとしている老人に「おいおいこの寒い中、身投げかい。背中からおしてやろうか」と主人公が声をかけます。老人は「なんと薄情な」と文句を言います。すると主人公は、「何を言ってやがる、人情があるから声をかけたのだ、人情がなければ素通りだ」と答えます。これこそが「仲間の体はみんなで守る」という「声かけ運動」だと思います。勇気の要ることですが、相手に対する優しい人情です。勇気を持って声を掛け合いましょう。

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