今朝のひとこと話

4月度の話(その81)
「保護長靴のありがたさ」

ある現場で、ある人が重機の脇で作業をしていました。それに気がつかなかったオペレーターがスイッチを入れてしまい、掘削機械が動き出したのです。そのひとは、機械の「ずりかき寄せ装置」に足を巻き込まれました。普通であれば、足首から切断してもおかしくない状況でした。保護長靴の金具は原型をとどめない状態まで壊れました。保護長靴が、彼を守ってくれました。奇跡的に1週間程度の入院で済みました。病院にお見舞いしたとき、「保護長靴を履いていてよかった!」しみじみとつぶやいた言葉を今も忘れられません。

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