今朝のひとこと話

9月度の話(その198)
「災害が起きてやること先にやろう」

1994年から95年にかけて、当社は災害が続発し、危機的状況に追い込まれました。どのような対策を講じても、とどまることがなく発生し続けました。そして、このどうしようもない「流れ」は、最後に「死亡災害」という、最悪の結果を残して終わりました。そのときに全員で申し合わせたのが、「災害が起きてやること先にやろう」という強い決意なのです。つまり仲間が痛い目にあったり、不自由な身体になったりしてから「前から、あれは危なかったんだ」などという言葉は、禁句にしようという強い誓いなのです。

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