提案内容 |
効果 |
参考 |
現場事務所付近が住宅街で、盗難の恐れがあったので、防犯対策する必要があった。
業務の為、現場事務所にインターネット環境を整備したので防犯対策としてスマートフォンで確認できる防犯カメラを取付けた。

|
アプリをインストールする事でリアルタイムで状況の確認ができる。設定をする事で、休日・夜間等異常があれば知らせてくれる。
先月の地震の時など、停電等がなければ現場事務所内の様子が即座に確認できる。
・1台 40,000円
(カメラ、モニターセット)
別途 マイクロSDカード
・使用品
マザーツール社MT-WCM300

|
安衛品環室より 現場事務所に防犯対策するとなれば、セコム・アルソックなどを防犯対策として取付けることがありますが、短期契約は費用面で高額になります。
そこでインターネット環境を整備された現場で利用できる防犯カメラを導入し、休日や夜間にスマートフォンで安全を確認していた事例です。これは事務所だけではなく現場等にも利用できる物なので有効に活用できます。 |
駐車場で車のナンバーを聞かれたり、社内で通勤車を現場の車両届で出す時等に不意にナンバーを聞かれ確認の為に車に戻る時があった。
車のキーホルダー型のナンバープレートを作成。

|
いつでも車番が確認できるようになった。
安い商品で800円以下で購入できます。

|
安衛品環室より 誰もが一度は経験があると思われる「車番忘れ」に対応した商品です。
キーホルダーなので鍵と一緒にできるので、見える化になり、分かり易くなると思います。 |
中央分離帯改良工事の現場で中央分離帯のガードレール下の除草作業時、太い根があり、それを手ノコで切断していたが作業場所も狭く時間がかかっていた。
バッテリーガーデンカッターを購入。質量も軽く片手で使用できコンパクトなので狭い所でも使用可能です。直径8㎝までの枝木や木材も切断でき、キックバック防止カバーも付いており危険性も低減されています。

|
狭い場所でも片手で簡単に使用でき作業効率が上がった。

|
安衛品環室より 現場の作業効率化と、作業員の体の負担低減に有効な電動工具の利用です。
しかし、電動工具使用時の災害も多発しておりますので、電動工具を使用する際は、手足元、周囲を確認して取り扱うようにお願いします。 |
小断面導水路トンネルのインバート及びサイドコンクリート打設用の配管運搬を人力で担いで運搬をする際に、坑内高さが、1.2m~1.4mと低く、打設後の運搬は中腰作業になるので、作業員の体に負担が大きかった。
圧送管の運搬、移動時に部材別に市販のアルミ台車(二輪台車を二台連結)を購入し部材別に運搬した。

|
担いで運搬をしていたときより、中腰時の身体的な負担を大幅に低減できた。

|
安衛品環室より 大断面トンネルでは、ほぼ重機で作業が行えますが、小断面ではほとんどが人力作業となります。
従業員たちの身体の負担が大きい事に対し、この提案だと身体の負担が大幅に減少するので、良い提案です。 |
当作業所はケーブルクレーンを使用しているため、ラフタークレーン等に比べるとフックの振れ幅が非常に大きい。振れ幅が大きいため、吊荷と自分の離隔距離を確認する方法が必要となった。
他業者が使用していた「色分け介錯ロープ(市販品)」参考に1.5m毎に「赤」「黄」「緑」のスプレーで白い介錯ロープを塗装した。

|
介錯ロープの色により吊荷との離隔距離を一目で確認でき、吊荷が振れた際の接触リスクを低減できた。

|
安衛品環室より ケーブルクレーンは普通のクレーンとは違って、ワイヤロープがはねて振れるが大きくなるときがあり、接近作業するときは、非常に危険です。
この提案であれば、吊荷からの離隔距離が色で「見える化」しているのでとても分かり易く良い提案です。 |
施工箇所が山林付近に面しており、頻繁にスズメ蜂が出現していたので、ハチ撃退スプレーやハチ対策キットを現場に常備していたが、蜂の数も多かった為、対策が必要だった。
木に吊るすだけで蜂を捕獲する「フマキラーハチ激取れ」を設置してみた。

|
想像以上にたくさんの蜂を捕獲することに成功し、付近で蜂を見かけなくなった。設置は木に吊るすだけなので非常に簡単で、誰も蜂に刺されず、蜂刺されリスクの低減ができた。

|
安衛品環室より スズメ蜂対策グッズは色々とありますが、この提案商品は、スズメバチなどの大型の蜂にも対応しており、ただ吊るすだけで蜂を捕獲できるので、蜂が多い現場では有効です。 |
仕事の中、忙しくて手が回らなかったり、作業を忘れてしまったりという事がある。
無料で使えるTrello(トレロ)というスケジュール管理アプリがあり、携帯でもパソコンからでもアクセスできます。 (有料バージョンもあり)
一つのチームが行っている作業(仕事)の全体が見える化できるアプリです。
チームではなくても、個人的なタスク管理にも役立ちます。
イメージは、ホワイトボードにチームメンバーのそれぞれが行う仕事を書き出し、この作業は終了していて今この作業を行っていて、こっちの作業は確認待ちなどが一目見て分かったりします。

|
業務の進捗状況と予定が一目見てわかるので、業務効率が向上する。
テレワーク等でも活用できる。

|
安衛品環室より 色々なスケジュール管理アプリはあると思いますが、画面一つで仕事の全体が見える化できるので、業務の効率が見えてくると思います。
同種アプリは多く配信されていますので、利用したい場合は事前に総合管理室に相談してください。 |
床版補修時のコンクリート撹拌時、ジェットパックの超速硬コンクリートがありミキサーにセメントと砂利と専用の水を入れる。
その時、コンクリート撹拌時間が3分と決まっており、いつもスマートフォンのタイマーを使用して計っていたが、電話の対応をあるので途中でタイマーが見れない時があった。
スマートフォンのタイマー機能ではなくキッチンタイマーを使用した。

|
キッチンタイマーを使用する事で全員が時間を見れるようになった。
また、スマートフォンのタイマー機能を使用しないので、作業中も電話の対応ができ、スマートフォンも汚れない。

|
安衛品環室より スマートフォンにもいろいろな機能がたくさんあり便利ですが、作業に支障がでる場合は、スマートフォンに頼らず作業に応じた商品、製品を使うようにしましょう。 |
導水路修繕工事において、工事区間が約5kmあるが工期等の事情により、作業箇所以外の照明を設置できない。
キャリアダンプ(1t)で資材の運搬を行うが、キャリアダンプには照明がついておらず、設置をリース会社に依頼したところ、改造にあたるので設置できないとの回答があり、このままでは安全に資材の運搬ができない恐れがあった。
ヘッドライトの高性能なもの(明るさ、照射時間の長いもの)を購入し、オペ以外にも全員に貸与して使用してみた。

|
非常に明るく、起伏の激しい水路底盤を確認しながら安全に走行することが出来た。
また点灯時間も、最大に明るい状態にして10時間持続する為、バッテリー切れの心配もほぼない。
本体価格は1万円程度。 予備バッテリーを2本と充電器をセットで4000円で購入。合計1万4000円になるが、1年程度使用すれば、乾電池式より経済的。 なにより明るく、安全である。
※充電式ライトをキャリアダンプに設置することも検討したが、走行の衝撃で破損の恐れがあり、固定も難しかった。その他総合的に判断し、資材の運搬以外でも利便性が高いヘッドライトを採用した。
また、万が一ヘッドライトの故障があった場合を想定し、キャリアダンプには別のヘッドライトも準備した。

|
安衛品環室より ヘッドライトは様々な種類があり、現場に合うものを探す事は苦労すると思います。
このヘッドライトは、高輝度で長時間照射可能なので必要な現場では有効活用してください。 |
各現場で工事看板や掲示板に工夫を凝らして様々なものを制作していますが、掲示物等に温かみをもたせてはどうでしょう…という提案をして工事二部の天神橋補修に使って頂いたのが1年前くらいになりますが、今回は橋梁補修の現場から依頼がありスリム看板バージョンを作成しました。

|
掛けかえされた橋が、いつまでも皆さんに愛される橋になるように心込めて書きました。

|
安衛品環室より 工事看板は既製品がほとんどで、手書きの看板を見たことが無いと思うので、新鮮な看板に感じられ市民からみれば逆に目に付く看板になると思います。
市民の目線になって考えれば、いろんなアイディアが出てくると思うので、このような発想を現場で役立てて下さい。 |
当現場は法面災害復旧の工事で、バックホウの重機作業が主であり手元作業が伴うため、接触、挟まれ災害が懸念されたが、急斜面での作業でもあり、カラーコーン・バー等での作業区分は困難と考えた。
NETIS登録商品で「IDガードマン」という作業員接近警報装置を使用。
これは、タグを持った作業員がバックホウに接近するとバックホウに取付けてある警報装置が感知しブザー及び回転灯でオペレーターに知らせてくれる。

|
作業員の人数によりタグは増減でき、バックホウからの死角も解消し、全方位監視が可能となったことで、災害の未然防止となった。
西尾レントオール IDガードマン本体42,000/月 ICタグ4,000/個

|
安衛品環室より 重機との挟まれ・接触災害対策商品は色々とありますが、この提案は作業員が重機に近づくと警報ブザー付回転灯でオペに知らせるので、作業員がオペからの死角にいても警報装置が作動するので良い接近警報装置だと思います。
重機に接近しての作業が多い現場では参考にして下さい。 |
工事現場は、地域住民からすると、どのような工事をしているのか文章や看板で何となくは分かるものの、実際に「どんな工事をしてるの?」という質問が住民から何件かあった。
現場内には第三者などは入って見ることが出来ないので、現場配置図として作業打ち合わせ等に用いる重機のマグネットを作成し、地図の上に貼り付けて現場内の様子や重機の配置、掘削箇所などを簡易的に地域住民に現場の見える化を行った。

|
会社の理念である「見える化」を行い、実際に「分かりやすい」「こんな事をしてるんだ」という声も頂き、3方良しの考えにも近付けた。

|
安衛品環室より 現場配置図をマグネットを利用して重機、車両等を張り付けられるので、毎日の現場の様子が分かり易く説明もしやすいと思うのでナイスアイディアです。
次回は、現場打合せ用ボードを活用するのではなく、住民への説明用により解りやすいアイテムを検討してください。 |
社員出入口から1階に入るドアは人の出入りが多く、すりガラスの上にA3の案内表示が貼り付けてあるので、ドアの向こう側が見えづらくなっており、頻繁に人とぶつかる事象が発生しています。
A3の案内表示を壁に移動し、小さくても目立つ注意喚起掲示物を作成・設置しました。視界の邪魔にならないよう、なるべくコンパクトで目立つ色・短い単語にしました。

|
見通しが良くなり向こう側が見えるのでぶつかりが防げます。

|
安衛品環室より 出入り口で、起こる現象です。 すりガラスなので、向こう側に人がいると予測は出来ると思いますが、A3用紙が貼り付けてあることで、視界が縮小されてしまいます。
この提案は、小さくても目立つ注意喚起掲示物を設置しているので視界も縮小されることもなく、コンパクトで目立つ色・短い単語で注意喚起しているので、ナイスアイディアです。 |
中央分離帯のガードレール支柱に型枠を設置するために墨出しを行う際、目印や基準となるものがないため墨を出すのにも時間がかかり、箇所数も多かったため墨出し作業に時間がかかり、思うように施工ができなかった。
そこで、発泡材を型枠と同じサイズに加工し、支柱部分に合わせるために真ん中を切り取って墨出しの定規として使用した。

|
寸法も気にせずにただ支柱に合わせるだけで墨を出すことができるようになり作業効率が大幅に向上した。

|
安衛品環室より 墨出しはいろいろな出し方があると思いますが、支柱等の型枠内に障害物があると、墨出し手間などが掛かります。
しかし、この提案だと発泡材を定規にするので定規加工がし易く、作業効率が向上できるナイスアイディアです。 |
ウレタン注入施工では、R液ドラム缶をヒーターを使用して温めているが、底の部分は温まっていないので、ホッパーに送った時に急に圧力が上がってしまい注入が出来なくなる。
そこで、ドラム缶に塩ビパイプを刺してコンプレッサーからガンで空気を送り、ドラム缶内(注入液)を攪拌した。 ⁂別紙写真

|
ドラム缶内の温度が一定になり安定注入できるようになった。 (*R液のみ粘性が高い・I液は危険物なので攪拌してはならない)

|
安衛品環室より 冬季時ウレタン注入では片方の液が固くなるので温めて注入を行いますが、ドラム缶から直接だとドラム缶ヒーターでは全体的に温まらず、ヒーター設定付近しか温まらないのがほとんどだと思います。
しかし、ドラム缶内には攪拌機などが入らないので攪拌は無理ですが、エアーを使用し攪拌機代わりに使うというアイディアは良い発想です。 |
現在は施工管理業務をパソコンのみで行っているが、現場に出てしまうとパソコン内の書類の確認ができず、いちいち現場事務所に戻って確認するか、
データを紙で印刷して持ち歩いくしかないので、iPad等のタブレットを利用すると機動性が向上し、業務の効率化を図れる。

|
・工事写真の撮影(電子小黒板) ・会社サーバーへのアクセス ・各種書類の作成 ・図面などのデータの持ち出し ・社内メールなどが、確認できる。
費用はリースで月4000円程度 購入で月6000円程度
どちらも3年の利用で算出

|
安衛品環室より この提案のように現場と事務所が離れている場合等はiPad等のタブレットを導入する事で機動性が向上して業務効率アップに寄与すると思います。
但し、サーバーアクセス権等の環境整備、利用方法については総合管理室で要検討。 |
堰堤表面止水工事でSP1工法を用いたためにロッド長7.0mと長尺になり、中間受けの無い機械だったのでロッドにたわみが生じ、削孔時にロッドが暴れるので低速での削孔を強いられるようになり、更にロッドにたわみが生じることによりロッドが折れる危険性もあった。
そこでガイドセルに高さを調整したロッド受けを制作してのせた。
また、ロッド受けはドリフターの移動に支障しない様スライドするようにした。

|
ロッド受けを付けたことによりロッドのたわみが解消され、たわみが無くなった分削孔スピードも上がりスムーズに削孔することができた。
また、金属疲労によるロッドの折れも軽減出来た。

|
安衛品環室より 通常のドリルジャンボには中間受台が取り付けられていますが、今回の物には受け台なかったので、現場にある資材で簡易に受け台を作成し、作業がスムーズに行くようになったという機転と工夫があるナイスアイディアです。 |
コロナ感染で非接触型体温計を使用して体調管理をしているが体温計(非接触型体温計)自体を来客者が手で持って検温しているので、手で持たないタイプの非接触型体温計にすると、完全に接触することなく検温ができる。

|
接触することが無くなるので、コロナやインフルエンザ等の感染リスクが低減できる。

|
安衛品環室より 現場等で使用している体温計(非接触型体温計)は、持ち手部分がウエットティッシュ等で消毒するなどの手間がありましたが、手で持たないタイプの非接触型体温計にすると、完全に接触することなく検温できる。
購入金額10万円以上の商品が多いが、リースだと月1万円程度で使用できます。導入を検討する現場では使用期間などで考慮してください。 |
当作業所では、主に6か所の立坑・ヤードがあり、複数の工種を施工するのだが、図面だけでは立坑№や施工順序、延長などを作業員に説明し理解してもらうのが難しかった。
そこで、図面から各立坑間の延長や、工種ごとの施工順を2班に分けて解り易いフロー図を作成し、作業員に説明する様にした。

|
工種ごとに色分けをする等、工夫をして説明する事により、作業員に説明しやすく、理解度が増した。

|
安衛品環室より 立坑・ヤードが複数あり、そこで行う作業も複数あるため、その都度作業員に説明しないといけなかったが、この提案のフロー図は見ただけで解りやすく、次の作業は何をすれば良いか理解度が上がります。とても良い工夫です。 |
屋外の寒冷環境で作業する場合は、ヒートテック防寒衣料や使い捨てカイロなどのアイテムを活用して体調管理をしているが、大寒波の時には大変辛い。
熱中症防止対策で電動空調服などがあり、冬寒い時は『ヒーター内蔵電熱ベスト』が販売されています。
商品は様々なタイプが販売されており、汚れを手洗いできるタイプもあるので作業服の中に着用も可能。
安い物だと2,000円台で買えるベストもある。

|
防寒対策の補助アイテムとして効果がある。 電源はモバイルバッテリー。

|
安衛品環室より 熱中症防止対策で電動空調服などがありますが、冬の寒い時には『ヒーター内蔵電熱ベスト』が販売されており、商品は様々なタイプが販売されていますので、防寒対策で困っている方はこのアイテムを活用して体調管理に努めて下さい。 |
冬期間は水が凍結し、また、溶けるまで時間がかかり、溶けても水が冷たすぎて手洗いができず、ウエットティッシュを使用していたため、次のような対策を実施した。
1. 終業時、水タンクを室内に入れて凍結しないようにしておく。
2. 勤務中は通常の屋外の手洗い場に設置し、魚水槽用の投げ込みヒーターを入れて保温する。

|
比較的温水で、支障なくこまめに手洗いをすることができるようになり、ゴミも量も減少した。

|
安衛品環室より 水道が無い現場は、冬期間は同じ悩みがあると思います。
この提案は、水タンクの凍結防止&冷水対策で、ダブル改善ができるナイスアイディアです。各現場でも試してください。 |
仮設トイレは簡易水洗だがペダルを踏んでも水圧が弱く、うまく洗浄出来ない。 その上、冬季は凍結して水が出ないため、便器が汚れた場合バケツに水を入れてデッキブラシで清掃しなければならないが、面倒なので汚れたままになっている事が多い。
それを改善するため、ペットボトルを再利用し洗浄剤を入れた水鉄砲を設置する。

|
清掃作業が簡単になり、手軽で扱い易いため効果がある。

|
安衛品環室より 冬季の仮設トイレでは、水が凍結しない様にトイレ用凍結防止剤やトイレ用ファンヒーターなどで、凍結防止対策を行っていますが、それでも凍結する場合があります。
この提案では、手軽にトイレ清掃ができ、清潔な仮設トイレが使用出来るのでとても良いです。 |
作業者から該当場所に何かで明示していて欲しいと要望があり、当初はスプレーで土平に表記していたが場所によっては湧水で明示しにくい箇所があった。
そこで樹木用識別テープを利用して該当箇所を明示し、出来形写真、確認立会箇所、ウィープホール設置箇所の各箇所を3色で分けた。
また、色分けしたテープの詳細を事前に確認出来るように早見表を作成し、立坑の作業者が見易い箇所へ掲示する。

|
湧水箇所でも問題なく明示が出来て、場所を問わなくなった。
また、樹木用識別テープなので狭い坑内でも作業に支障を与えることなく明示できた。

|
安衛品環室より 現場ではよくスプレーやチョークなどでマーキングしますが、湧水や水滴が多い箇所では、マーキングしたところが滲んだり消えて見えなくなります。
この提案は、3色で色分けをして管理早見表を掲示し、誰でも簡単に分かりやすく「見える化」した提案です。 |
橋梁補強工事では橋梁下が作業場所となるが、冬季は排水管から橋梁下にかけて巨大な「氷柱」が発生し、作業場所に落下し重大災害になる危険が予知でき、桁下と作業場所の高低差が10m以上となると容易に「氷柱」を取る事が出来ないので次の対策を実施した。
①排水管にトラロープを通して、「氷柱」が出来たらロープを下で回転させ「氷柱」を払い落とし、落下事故を防止する。
②ペットボトルに凍結防止剤を入れて、橋梁排水溝口付近に固定して設置。降雪時に散布して「氷柱」の発生を防止する。

|
氷柱落下によるケガのリスクが減った。

|
安衛品環室より この提案は、現場周辺の危険予知ができたからの提案です。
【作業場所の頭上に氷柱→頭上から落ちる→人に当たる→ケガをする】という発想ができたから、対策が提案とし出てきたと思います。
「災害がおきてやること先にやろう」の意欲で改善した、とても良い提案です。 |
冬季の河川での橋梁補修作業は極寒な為、身体を少しでもほぐし、安全に仕事をして欲しいので、「身体が温まるピンポイント」を図解で見える化し、ホッカイロを配布した。

|
作業者から好評です。

|
安衛品環室より ホッカイロの無料配布は、以前提案でありましたが、ひと工夫を加えて更に良い提案になったと思います。
「身体が温まるピンポイント」を図解で見える化し、ホッカイロを配布しているので、「仲間の身体はみんなで守る」の思いで改善した提案だと思います。
腰は体全体の主要部分ですが、「首」のつく部分(首・手首・足首)を温めると良いそうです。 |
重機機械の始業前点検簿記入失念事例をうけ、当現場でも同じ事象が発生する可能性があるので、重機稼働前に鍵と点検簿を一緒に持ち出すように、現場事務所に鍵と点検簿をセットで置いた。
|
記入忘れが無くなった。

|
安衛品環室より 重機点検簿と重機鍵は別々で保管している場合があり、記入を忘れることがありますが、この提案では現場事務所に鍵と点検簿をセットでわかりやすく設置したので、持ち出し・返却の確認がし易く、
記入忘れが無くなると思います。ちょっとした工夫ですが、効果があるナイスアイディアです。 |
会社で貸与しているパソコンはSSD内蔵だが、SSDは壊れるとデータの復元は難しくなり、中々こまめにデータのバックアップができない。
SSDの健康状態を監視するフリーソフトを使用すれば、SSDが突然壊れる事を事前に予測しデータ消えが回避できる。

|
100%ではないが、突然SSDが壊れて自分のデータがなくなるのを未然に防げる。

|
安衛品環室より 実際に当社でSSD内蔵パソコンのSSDが突然壊れてデータが消滅した事例が数件あり、総合管理室では「こまめなデータバックアップ」を呼び掛けていますが、本提案もその一助になると思われます。 |
トンネル補修工事で、今まではウレタン注入時にベビーコンプレッサー3馬力で注入機とドラム缶ポンプ2本を使用すると、エアー量不足になっていた。
空気量を増やすために、20馬力コンプレッサーを使用し、コンプレッサーの口元を1インチ(24㎜)から1/2インチに変換してエアーカプラーを接続。2口取れるようにソケットを加工した。

|
エアー量不足が無くなった。

|
安衛品環室より 柔軟な発想でアタッチメントを利用して大型コンプレッサーを使用できるようにしたことは創意工夫です。
現状をあきらめずに改善に挑戦する意欲がとても良いです。 |
コロナで毎日マスクを使用するようになり、眼鏡を使用している人には「マスクで眼鏡が曇る」という問題がある。また、市販品の「眼鏡が曇らないマスク」は、コストが高い。
そこで、マスクインナーとティッシュペーパーを活用して安価で簡単に曇り止め方法を提案します。

|
安価で簡単に曇り止めができる。

|
安衛品環室より 同種のアイディアはコロナ禍になってからYouTubeやテレビ番組などで多く公表されていますが、今回の提案も一つの方法です。
これからも柔軟な発想で役立つ改善提案をお願いします。 |
社内文書で、自署かつ認め印を押さなければならない書類が多い。
法的・税務的に必要な書類以外は、自署した書類の認印押印を廃止すれば時間の無駄、経費の無駄を排除できるのではないか。

|
時間の無駄、経費の無駄を排除でき、業務効率が向上する。

|
安衛品環室より 現在、総合管理室で検討作業に入っている案件でしたが、「気が付いて問題提起する」事が大切ですので良い提案をありがとうございました。 |
Excelで表作成時に、点線や破線を一列置きに作成する時、どこまで引いたのか?どこを消したのか?が判りづらい為に拡大などして見づらいので淡色で彩色した。

|
点線や破線が見やすくなり、目の疲労度が少ない。

|
安衛品環室より 彩色するだけで、「簡単なこと」、「単純なこと」だと思いますが、それをするだけでとても見やすくなり、Excelで作成する作業手順書、作業計画書等の作成が楽に出来たり、目の負担も軽減されるのでナイスアイディアです。 |
本坑延長約2.4kmのインバート施工完了区間に堆積した土砂撤去作業が必要になったが、人力施工では3人1班で10日以上かかることが予想された。
そこで、機械での施工方法を検討し、インバートの形状にあわせて加工した鉄板に、廃材のベルトコンベアーのゴムを取付け、0.12㎥バックホウのバケットにブルマンを使って取り付けた。

|
コンクリートに接地する箇所はゴムなので、インバートを傷つけずに堆積土砂のみ除去することが可能になった。
また、機械施工のためにバックホウOP一人での施工が可能となり、上口側1.1kmの堆積土砂を2日で除去することが出来た。

|
安衛品環室より 小断面では、打設完了区間の清掃は、ほぼ人力作業となり清掃日数が1週間以上掛かり、人員も何人も取られますが、このアイディアだと、人員もオペ1人で、日数も短縮できるので、効率化と安全面でナイスアイディアです。 |
当作業所では、ナイロンスリング(吊り上げ用繊維ベルト)4.0mと3.0mを常時5組以上使用し坑内外の資機材の搬出入を行っているが、きれいに整理された状態であれば長さ毎に分けているため識別が容易だが、搬出入の回数が多いときなどはスリングが荷台上に散乱し、使用の都度長さの確認等が必要で手間が掛かっていた。
そこで、点検色のビニールテープを4.0mは1箇所、3.0mは2箇所、それ以外は3か所巻くことにより、識別を容易にした。

|
荷台上に長さが混ざっている場合でも、ビニールテープの巻き数により即座に長さの識別が可能となった。
更に、識別が容易になったことで、使用の都度も必要な長さのスリングを間違えることなく玉掛けすることが可能となり作業効率が上がった。
 |
安衛品環室より ナイロンスリングを乱雑に置いてしまうと、スリングは同色、同形なので長さが区別しにくい。それを点検色で「区別」し「見える化」することで、乱雑に置いてもスリングの長さが一目で分かるようになったことはとても良い発想です。 |
トンネル面壁部にセントルをセットする際、バラセントルは通常は横送りジャッキしか付属ていないので最終セット時はジャッキアップと同時に車輪が浮いてしまうため走行(移動)が出来なかった。
また、隙間を少なくするため面壁にバラセントルを当てた状態でジャッキアップすると、面壁部に擦れが生じて補修等が必要となる等、諸々不具合が出てセットするのに時間がかかっていた。
そこで、従来の横断方向に加え縦断方向にもスライドできるよう、ジャッキ下部にスライド装置を2段重ねで設置した。

|
面壁から20ミリ程度離した状態で設計値までジャッキUP・センター位置合わせを行った後、最後に縦送りを行うことで、面壁を傷つけることなく、隙間を最小限にセットすることが可能になった。
また、脱型時もわずかにジャッキダウン後に縦送りを行うことで、セット時同様に面壁を傷つけずに脱型が出来、作業効率が向上した。

|
安衛品環室より バラセントルは、通常は横送りジャッキしか付属ていないので最終セット時は諸々不具合が出てセットするのに時間がかかっていました。
しかし、この現場では様々なタイプのセントルを使用しているので、予備の横送りジャッキがあり、それを利用してセントルを縦送りできるようにし、バラセントルをセットできる様にしたところ、セット時間も短縮でき、作業効率が向上し安全作業で進められたとの事でした。
柔軟な発想が生んだナイスアイディアです。 |
①現場内の資材・道具が整理不十分である。 ②法面上部の安全通路が斜面になっており危険である。
①、②の問題点に対して、伐採した不良再資源を活用した。 ①道具ラックを作成した。 ②昇降階段を作成、設置した。

|
・現場内で発生する竹を利用して作成したので、少量だが竹の産廃処分量が減った。 ・発注者のパトロールでお褒めの言葉を頂いた。 ・竹で作成した為、景観が良い。

|
安衛品環室より "現場では伐採材は不要物となり産廃となりますが、それを活用し、道具ラックや昇降階段を作成したのはナイスアイディアです。普段なら、道具ラックや昇降階段などを製作する時に単管パイプ等を利用して製作しますが、竹も同様にクランプが使えるので楽に製作出来るし見栄えも良いです。" |
「見える化」をより向上させるために低コストで導入できる100円均一商品の紹介。
①掲示物やポスターを貼るのに両面テープや画鋲等を使用して貼りますが、跡が残ったり、画鋲が使用できないところだと貼ることができない

②せまい場所での掲示物の見える化魅せる化

|
①社内でもドアにZOOM使用中のポスターを貼る際に使用。 繰り返し使用できとても良いと好評。
画鋲が使用できないところでも有効。
②机や簡易事務所のカウンターなどに、「禁煙ポスター」や「ようこそいらっしゃいました」等の色々なメッセージを入れて置いておくだけで、見える化・魅せる化になります。
|
安衛品環室より 「見える化」の取り組みの中で、便利で低コストのアイテムの知識は多いほどアイディアが膨らみます。
意外と知らない知識を共有することで会社全体のボトムアップにつながりますので良い提案です。 |
軌陸リフト上、電動工具を濡れた床下に置きがちだった。電動工具故に、濡れると壊れてしまいます。作業床柵にドライヤーホルダー(1000円程度)を付けることにより、電動工具を濡らすことが無くなった。

|
電動工具の故障が少なくなり、足元もスッキリしました。

|
安衛品環室より 電動工具等の水濡れ防止対策は収納箱を使用する事が多いですが、いちいち取り出す手間や場所を取るなどの課題がありました。
この提案だと、収納箱等が不要で、簡単に収納できるので使い勝手が良いです。
市販品を応用利用する発想もナイスアイディアだと思います。 |
軌陸車リフト車の下を通る時やセイフティロックの使用がマンネリ化してないか、心配していた。
センサー(パトピカ2000円程度)により、音と光で意識づけに成功した。

|
まず、無意識で作業床の下を通ることが無くなった、梯子を登る際、音でセイフティロックの使用忘れを無くした。

|
安衛品環室より 慣れによるショートカット行為はヒューマンエラーの代表的事象です。
光と音のダブルで警告し、気付かせるという商品を活用しての取り組みは、とても効果がある良いアイディアです。 |
寄宿舎での集団生活の中で少しでも感染症の感染リスクを低減させるため、トイレのドアノブに手を触れずにドアを開閉できないかを考えた。
トイレで用を済ませ手を洗った後に、ドアノブに手を触れずに足でドアを開閉できる様に「隙間」を作るため、ドアストッパーを設置した。
ドアの下に設置すると足が躓いたりすると思い、入り口の上部に「さん木」を設置してドアが完全に閉まらない状態にした。

|
ドアストッパーを設置する事により、手洗い後に足でドアを開閉できる様になり、ノブに触れずに済むので感染リスクの低減に繋がる。分かり安い様に掲示物を作成して周知した。

|
安衛品環室より 誰もが感じていても改善できなかったとても良い取り組みです。
大人数の宿舎生活では、集団感染が一番怖いと思います。
様々なコロナ対策に取り組んでいますがこの提案は一歩進んだものです。 |
現場で、道の駅等のトイレを利用することがあると思いますが、その際に、お礼ができたらと思い提案します。
高校野球では、他校へ遠征の際には、トイレを使用させてもらったお礼にトイレットペーパーに一言を添えて置いていく慣習みたいなものがあるのですが、それを会社でもやってみたらアピールになるのではと思いました。

|
ただトイレットペーパーを置いておくのではなく、感謝の言葉が添えられていると、うれしくなると思われます。

|
安衛品環室より 着目点が素晴らしいです。
一般の利用者が多い箇所では、目に入りやすく、温かみが伝わり、「三方良し」的効果も大きいと思います。
ぜひ施工中の可能な現場で実践してほしいし、反応を見てみたいアイデアです。
対応可能な現場の方、ぜひ導入をお願いします。 欲しい素材をクリック↓
|
上口セントルを反転部に移動する際、本線ポイント部を通過する必要があった。
サーボロコやアジテーターカーなどの軌条機械の車輪は片ツバなのに対し、セントル車輪は両ツバのため剣先(ポイントの先端部)や松葉(レール交差部)を通過する際に外ツバが当り、移動が困難であった。
以前、他現場ではキャンバーや桟木を挟みポイントを乗り越えたが、セントルの重量に耐え切れず潰れてしまうため移動に時間が掛かった。
外ツバがポイントに干渉しない様、鋼材を加工しかさ上げレールを作成した。

|
通過時に乗り上げることにより、外ツバが干渉せずスムーズに移動することが可能になった。

|
安衛品環室より 小断面の覆工作業では、ポイントがある場合には、セントルはポイント部を通行できないので、覆工作業する前にポイント部をバラして単線に戻す作業が必要になり、セントル搬入後にポイント復旧作業があります。さらにポイントをバラさずにセントルを入れる等々の複数の作業が発生し、セントルを坑内に入れるだけで作業日数が掛かっていましたが、この提案の方法にすれば、ポイントをバラして復旧作業が無くなり、スムーズに移動ができるので効率向上のナイスアイディアだと思います。 |
当作業所では現在覆工作業で、セントル~インバートのコンクリート打設を行っており、圧送管は6吋1.5mを打設区間で30本程度使用している。
日によってインバートの打設長が、1BL~2BLと変わる為、使用しない圧送管や打設後清掃した圧送管をその都度運搬していた。
車輪付きの台車を作製しセントル打設後の下げ猫下部(アゴ)に載せるような形にし、その台車で圧送管をまとめて運搬する様にした。
)
|
圧送管をまとめて運搬する事が出来るので作業員の負担が減り、作業効率も上がった。
また、圧送管だけでなくその他の資材等も置けるので、整理整頓にも繋がった。

|
安衛品環室より 配管を運ぶだけでも大きな負担になりますが、まとめて圧送管を運搬する事が出来るので作業員の負担が減り、作業効率も上がり、資材等も置けるので、整理整頓につながるという、一石数鳥の良いアイディアです。 |
オフィスフロアや現場事務所の動線上にネットワークケーブルや電源コードが横切っていると足を引っかける恐れがあり危ない。
床に貼付けるケーブルモールの代わりにケーブルマットを使用するとスムーズに通行できるようになり、配線変更の際も手間がかからない。 ※ケーブルマットとは配線が通る部分だけクッション材が入って踏んでも配線を痛めないマットです。 価格例 <モノタロウサイトより>
30×60(イエローブラック) 2,061円(税別)
30×100(イエローブラック) 3,231円(税別)
30×60(ブラックパール) 1,971円(税別)
)
|
1階フロアでケーブルマットを使用したところ配線が変わってもスムーズに対応できるようになった。
また、床モールの上を踏んだときのパキッと音がすることがなくなった。
※ケーブルを保護する溝が大きいため、将来的にケーブル数が増えたり配線位置が移動しても、敷くだけなので簡単に対応できる。

|
安衛品環室より 「ケーブルはモールで保護する」という概念を変えるケーブルマットという商品は有効活用できると思います。
今までより簡単に設置しスムーズに通行でき、配線変更の際も手間がかからない商品です。
現場事務所等でも活用して見て下さい。 |
道路規制の誘導員が誘導時日影がなく暑さで熱中症になる恐れがある。市販のパラソルで日影を作り熱中症対策をした。
1箇所はガードレールに固定して傾けることにより日影を大きくできる。
1つは、固定するところがないためカラーコーンとクッションドラムを使い転倒防止を図りつつ可動式として設置した。
|
ちょっとした日影が、熱中症対策に有効に機能している。
誘導員からは喜ばれています。

|
安衛品環室より 現場で働く人を思いやる優しい気持ちがこの提案に見られます。
警備員さんは当社従業員ではありませんが、現場を「ONE TEAM」として安全管理している姿勢がとても良いと思います。 |
小断面導水路トンネルのシート張りに使用する台車(ズリ鋼車を転用)を作成した際、無普請で掘削しているため幅員にバラつきがあることに加え、本線軌条をトンネルセンターより約300㎜ずらして敷設していた。
そのため、幅員の増減に追随できる足場の細工が必要になったので、両サイドの足場を自在クランプを用い組立ることにより、スイング式のサイド足場とすることで幅員の変化に対応できるよう細工した。

|
幅員にバラツキが特に多い下口本坑においても、サイド足場の幅を自在に調整することで、足場と地山の隙間を極力抑え、安定した作業床でのシート張りが可能になった。
また、セット・格納も容易なため、駐機場所への移動もスムーズに行えた。
シート張り時以外にも、排水ホース横断時や電線の盛替え・撤去作業時においても格納状態で使用することによりスムーズに作業することが出来た。

|
安衛品環室より ズリ鋼車は掘削したズリを積んで坑外へ出す鋼車ですが、鋼車に足場を設けることで、いつも同じ場所での作業だったら、その場所に足場を組めば終わりなりますが、いつも違う場所、移動しながら作業になるので、発想の展開をした良い提案だと思います。 |
過積載防止対策とよく言われますが、実際に目安がわかりづらいので、マグネットで過積載防止積載ラインを製作し、ダンプトラックの荷台に貼り付けました。
|
積載の目安ができ、必要以上に積まないので過積載防止が出来ました。

|
安衛品環室より ダンプの車種によって過積ラインは異なりますが、マグネットにしたことにより、他のダンプに使用できて汎用性も良いです。過積載防止対策の一環として、誰が見てもわかるようにしたというとても良い「見える化」の事例だと思います。 |
本社ビルのエアコン温度がデスク位置により大きく違い、温度調整が困難だったので、3階フロアーでハイブリットファンを取り付けた。

|
次の改善があった。 ①エアコン風を拡散し冷暖房の温度ムラが少なくなり空調効果が向上した。
②温度設定を抑えめにしても空気循環が良いためにエコである。 ※メーカーデータでは、設置後は1℃~3℃の効果があり電気代・Co2(二酸化炭素)の削減にもつながる。 ③エアコンの風力で動くので電気代は一切かからない。
|
安衛品環室より エアコンの風量で回転し電気代もかからず、室温を均等化させる素晴らしいアイディア商品です。実際に使用し効果を確認してからの提案でとてもわかりやすい提案です。 |
セメント改良土盛土において盛土形状が特異な形状(高さ6.0m、勾配1:0.7)であり、盛土の転圧不足が懸念(不安)された。
大型転圧機に匹敵する転圧能力がある『バケット型転圧工法のターボノリバケット』という製品について、盛土整形しながら転圧できるという事で使用について元請と検討(特に費用面)し、使用してみる事にした。

|
また、1台のバケットで盛土、整形、転圧ができ締固め不足の懸念もなくなり、ハンドローラ操作で1人要していた作業が不要となり省力化でき、手元作業者が不要になった事で重機と作業者の接触事故防止にもなった。
発注者にも創意工夫して施工している事をアピール出来て良かった。


|
安衛品環室より 当社で使用した事がない新技術を採用する際には抵抗があると思いますが、工程・作業中での「新しい技術」「より安全に」「より簡単に」を積極的に取り組んだ発想が素晴らしいです。とても良い提案です。 |
工程上の都合で、トンネル坑門工のコンクリート打設工をバラセントルを使用して先に打設することになりツマ枠を設置することになったが、呑込みの鉄筋など多く通常の矢板によるツマ枠設置は困難である。
そこで、桟木と測量などで使用するハンヌキをツマ材として使用してツマ枠を作成した。

|
狭い鉄筋の隙間や吊り金具の凹凸部にも切り込みなどが不要で長さの指示のみで設置ができた。
また、桟木切断作業も狭い箇所でも可能で、矢板を使用する際の縦横に切り込みを入れる等の作業が不要となり、単調な作業を安定姿勢で施工できて危険リスクも減った。
矢板よりもコストが安く、余れば桟木なのでいろいろと転用も可能。
 |
安衛品環室より
発想の転換の好事例です。
ともすれば「このやり方しかない」と思いがちな作業も発想を柔軟にして創意工夫すれば新しい視点が生まれます。
「より安全に」「より簡単に」「より良い品質に」「より安く」の改善の発想が生んだとても良い提案です。
|
現場で必要としている矢印板の既製品が無く、以前 購入した業者に依頼したが特注製作が出来なかった。 既製品の矢印板を購入し、他社の方のアドバイスをもとにシール作成を行い加工し、 現場に合った矢印板を使用できるようにした。
 既製品は色々あるが、
サイズや色が合わない。
|
現場に合った。 作業員さんの使用しやすい矢印板を準備できた。 以前 特注した製品より安く作成できた。 他の業者に相談した為、今後の交流につながった。
 国道では、
赤色があまり目立たないので、黄色がよい
|
安衛品環室より
現場にマッチするように簡単に出来る改善ですが、現場によっては目立つ色が違ってくるので色相環を活用した見える化を強調したとても良い提案です。
|
一般の人からは、高所作業車を使用して「何をしているのか」わかりずらい。 一般の通行車両からも作業内容がわかるようにした。 のぼりは、カナビナを使用し脱着を簡単にし、下の部分にマグネットを付け、のぼりが捲れたりするのを防止できるように作成した。
 |
一般の人から高所作業車を使用して「何をしているのか」わかりやすくなった。
 |
安衛品環室より
工事三部では高所作業車に「人がいます」を取り付けていますが、作業内容を表示するのも良い発想です。 「市民の目線」を持った良い発想です。
|
AEDを作業車に搭載したが、置くスペースがなく、バックに取り付けてある紐で固定すると劣化で切れたり、非常時にすぐに取り出せない、また 床に置くとゴミや資材の下になってしまう。 100円均一のワイヤーネットを2つ購入し、AEDの大きさに合わせ折り曲げて結束バンドで固定。 カゴを作成し、車体に落ちないよう結束バンドで固定し取り出し易く収納した。
 |
材料代200円ぐらいで、簡単に作れた。 結束バンドは強度があり、切れても現場に常にあるのですぐに補修ができる。 カゴに入れてあるので取り出しやすい。
  |
安衛品環室より
車のスペースを有効に利用して創意工夫のあるナイスアイディアです。 現場で事務所・休憩所が置けない、事務所から現場まで遠いなど、他現場でも活用できる良い事例です。
|
一般の通行車両の方が現場を通る時に、何をしているのかを分かってほしいので、当社キャラクターを使って優しい言葉で看板を作成した。 |
工事看板と違って目立って何をしているのかわかると思う。
|
安衛品環室より
プラスワンで一般通行車両の運転手に「何の工事をしているのか」を伝える工夫です。 「市民の目線」を持った良い発想です。
|
当社のイメージキャラクターを使用し、通行車両のドライバーに安全運転を呼び掛ける掲示物を設置した。 |
今まで何も活用してない所に、絵等を取り入れてみたので、意外と目立つ。 次回、作成する時には、吹き出しの文字を太くしもう少し目立つようにしたい。
 当社のイメージキャラクターを使用し、「安全に運転して下さい」と呼び掛けてみた。 |
安衛品環室より
工事規制はよく見る景色ですが、プラスワンで一般通行車両の運転手に安全運転を呼び掛ける配慮がありとてもやさしい看板となります。 「市民の目線」を持った良い発想です。
|
地球温暖化防止の取り組みで、各方面でレジ袋有料化が本格的にスタートする。 当社では以前、同目的でオリジナルエコバックを2種類作成して関係者で使用していたが、現在は在庫が無く配布したエコバックも老朽化して使用している関係者も少なくなった。当社オリジナルエコバックの第三弾を作成し、あらためて地球温暖化防止に取り組む。
|
関係者がオリジナルエコバックを使用しレジ袋使用を減らすことで、地球温暖化防止に貢献するし意識も向上する。
|
安衛品環室より
レジ袋が有料化が本格的にスタートするので、エコバックを使用しレジ袋使用を減らすことで、地球温暖化防止に貢献するし意識も向上が期待できます。作成が決定しましたので積極的に活用しましょう。
|
雨の日の作業で使用した合羽を乾かす時に、色んな所に干すので見栄えが悪いので、階段下のデットスペースを有効活用して、カッパを干すラックを作成した。
 |
・雨の日の作業後に、カッパを干したい人は自由に干すことができるようになった。 ・合羽を干している時にその辺に掛けて干すことがなくなり、見た目が良くなった。
 |
材料は現場で使用し余ったパイプとクランプで、購入したのはハンガーだけです。
安衛品環室より
今まで「あたりまえ」と思っていたことに疑問を持ち改善したことは素晴らしいです。 デットスペースや余剰資材を利用して作成したことも工夫があります。 |
小断面導水路トンネルのインバート打設時に、6吋1.5mの圧送管を用い打設を行っていたが、コンクリートをスコップで掻き圧送管を外す作業を繰り返していたが、圧送管の長さが1.5mのため、スコップで掻く範囲が遠く、身体的に負担が大きかった。 圧送を止めることなく、ワンタッチで取付・取り外しが可能な750mmのシュートを作成した。 |
当初より半分の長さの圧送管(シュート)を取付け・取り外しを行いながら打設することにより、コンクリートを人力で掻く距離を半分に減らし、身体的な負担を大幅に低減できた。
取付・取り外しはスムーズに行えるため、連続した打設も可能でサイクル向上にもつながった。
配管使用時の動画

|
安衛品環室より
作業員の負担を低減させるナイスアイディアです。
昔だと短い750㎜配管を使用しビクトリックで繋ぐ際に、生コンを止めて繋いでいたので時間もかかり、生コンの詰まる恐れがあったが、この提案は打設時に生コンを止めることなく打設し、作業員に対して掻く負担も減り、一石二鳥のとても良い提案です。 |
乗込みから1年10か月がたち、当初から掲示している寄宿舎の掲示物が風景化となっていた。季節ごとの掲示物(インフル対策や健康マガジン)は定期的に張替えを行っていたが、張替えを行っても気づかない作業員もいた。
寄宿舎食堂入り口の掲示物を手書きで作成・掲示した。
|
掲示している最中に、早速、作業員から「いいね」という言葉を貰えた。
遊び心のある掲示物に張り替えることで仕事モードのON/OFFの切り替えに効果があると思われる。
手書き掲示後の宿舎動画
 |
安衛品環室より
「掲示物のマリネリ化」に着目し、前回提案があった「手書きの安全看板」を参考にして掲示物を手書きした事はとても良いです。
これからも愛情のある良い掲示物を作成してください。 |
会議室や応接室のマグネットが使えないドアに、頻繁に貼りなおしたい掲示物を付ける際、セロハンテープなどだとすぐに劣化してしまう。
粘着タイプのマジックテープ(裾上げテープ)を使って、リバーシブルタイプの掲示物を作成した。
 |
マグネットが使えないドアでも掲示物の裏表を使用して「会議中」などの表示が簡単永く使用できるようになった。

 |
安衛品環室より
手軽に作成でき、とても便利な改善です。
在室が「見える化」され、誰もがわかりやすくなり、更にリバーシブルで使えるひと工夫もとても良いです。 |
新コロナ拡大の影響で3密を避けるために会議を「zoom」にて行うことが多くなりつつあるが、自分のデスクで「zoom」をしていてもPCに向かっているだけなので、会議をしていることが周囲にわかりづらいので、周囲の人にもにわかりやすい掲示物があればと、パッと目を引くデザインで作成した。
 |
「zoom」に参加していない周りの人が、会議をしていることがわかるので、電話や話し声等静かになり、オンライン会議がしやすい環境になった。
 |
安衛品環室より
「zoom」を利用した会議は始まったばかりですが、提案のように「zoom会議中」を知らずに入室や話しかけてしまったりというケースが頻発していました。 このように表示をしておけば、周囲の方にもわかりやすいです。 目立つデザインも良いです。 |
新型コロナウィルス感染防止対策で、社内や現場事務所等において、換気やマスク等の対策は行うものの、人と距離を取ったデスクワークが難しい場合があるので、市販のダンボール製パーテーションという商品があり、値段も安く組立設置も楽なので、活用してみてはどうか。
■価格:1面タイプ 550円(消費税込)+送料 3面タイプ 750円(消費税込)+送料 ※ 新所沢工場・山形工場まで引き取りに来られる方は送料不要
■支払方法:銀行振り込み または引き取りの方は現金
 |
咳やくしゃみによる飛沫等が防げるために、新型コロナウィルス感染防止対策として有効である。 実例として、ジークライト本社、鉱山事業部でも現在使用中。

 |
安衛品環室より
様々な場面で新型コロナ感染防止対策が必要な事案がありますが、限られた事務所スペースではとても有効な商品だと思います。 大がかりな工事や費用が不要で導入できることも魅力です。
 |
トンネル補修工事において、養生のため、白いシートを設置して作業していた。高速道路の為、どうしても車道側ではなく、段差のあるシート上を歩くために、シートをかぶした段差が分かり辛く、段差を踏み外し転倒する人もいた.
段差部分にラインを引き、分かりやすくした。なお、シートに段差ありと表記した。
 |
転倒する人もいなくなった。
*元請けに、「ありがとうございます」と言われた。
 |
安衛品環室より
作業する中でリスクの見える化を強調したのがとてもいい判断だと思います。これぞ「見える化」です。色を付けたことで作業時のヒヤリハットを解決しています。ちょっと色分けするとで安全性を高めることはいろんな作業できっとあります。改善の意欲で現場の安全を高めていきましょう。
 |
トンネル覆工作業でセントルセットする際、センター位置出し用に下げ振りを設置しているが、セントル内をダンプやトラミキ等が走行するので、通行の度に邪魔になる下げ振りを移動する必要があった。 また、下げ振りを移動する際に不安定な場所(セントルモーター部)に登り、下げ振り紐を手で引き車両をかわしていた為に危険があったので、風管用吊り金具を活用して安定した場所で紐を引けば下げ振りが横に移動するやり方を実施した。


|
不安定な場所に登らずに下げ振りを移動できるようになり、安全性と作業効率が向上した。


|
安衛品環室より
場合によっては、重大災害につながる恐れがある危険ポイントをしっかりと抽出し、現場にある物を創意工夫で活用し改善し、作業効率も向上させたとても良い事例です。 この提案のように危険の芽を見逃さずに「何とかしよう」という意欲が大切です。 |