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提案内容 効果 参考

当現場は河川工事ということもあり、大雨等で増水し流されるという危険性がある。しかし、どの水位まで上がったら避難を開始するかすぐに判断できる材料が無い為、迷っている間に避難が遅れ流されるという可能性もあり、その事態を防がなければならない。
過去の降雨状況より水位の上昇を把握し計算の結果、作業中止退避高H=56.04mと定め、退避水位看板を作成し、実際に退避高に設置し、一目で判断できるよう見える化を行った。


避難高が一目で確認できるようになり、協力業者の方達も安心して作業に取り組むことが出来る。そして発注者さんからも「これなら一目で判断できるので良い」という言葉も頂き、現場の創意工夫としても提出できる。

過去の(平成24年5月4日)降雨状況より水位の上昇を把握し、福島水位観測所での1時間当たりの水位上昇は約0.20(実績値:0.193m)と判断し、避難退避時間としては、重機移動速度:0.52㎞、施工箇所から退避場所までの距離:0.52㎞+0.043㎞=0.563㎞(0.6㎞)
(0.52hr÷0.6㎞=0.87hr≒1.0hr)よって、0.5hr+1.0hr=1.50hrとなり安全側より≒2.0hr水位上昇:0.2m/hr+安全側より2.0hr=0.40m    仮締切高H⁼56.54mより-0.50mを、作業中止退避高H=56.04mと定めた。


安衛品環室より

川の上流で降った大雨により急に増水し、大雨が降っていない下流で水難事故が発生することがあります。退避水位位置をSL看板で見える化することにより協力業者の方達も安心して作業に取り組むことが出来るので、ナイスアイディアです。

特定保健指導がスマホでの遠隔指導が出来るようになったので、これからはスマホを使った遠隔面談を希望する人が増えると思われる。しかし、特定保健指導対象者がスマホを使った遠隔面談を希望した場合に、ヘルプデスクの操作サポートが必要になるが、 他業務とのタイミングで指導出来ない時がある。
特定保健指導用のログイン情報を作成し、操作の説明資料と(スマホ画面遷移)動画を見ながら、各現場で使用できるよう作成したので、社員に共有し有効に活用してもらう。

業務別マニュアル


スマホを使用した特定保健指導の遠隔面談が初めての人でも活用できる。

安定したネット環境が必要。


安衛品環室より

リモート通話が普及し様々な方面で活用されてきましたが、操作には不慣れな人も少なくないので、説明資料と動画を見ながら利用できるのはとても便利です。
安定したWiFiの環境が整った現場では活用を検討して下さい。

業務上、(プライバシー保護の観点等から)あまり人の目に触れないようにしたい書類などを印刷したとき、取り違いを防ぐために急いで印刷物を取りに行ったりしなければならない。
本社に新しく導入した複合機では、カード認証が可能なので、その機能を活かし、重要書類の取り違い等を防止する。導入済の複合機を利用するため、導入に係る費用を抑えることが出来る。


カードをかざすことで印刷可能となるため、重要書類の取り違いだけでなく、ミスプリントの削減も可能となる。

費用は、ICカード10枚(15,000円)、設定費用(20,000円)


安衛品環室より

3M(ムダ・ムリ・ムラ)の排除で業務効率がアップに繫がる提案ですので条件にマッチする職場では参考にして下さい。

草刈作業中、刃に当たった石や空き缶などが飛び、周りの人や通行車両に当たることがある。
従来の草刈(回転刃方式)ではなく、畦刈ヘッジトリマ(バリカン型)を使用または多目的工具スプリット型に移行してみてはどうか。今回紹介するのは、アタッチメントタイプで先端のみを変えることで状況に応じた作業が可能になる。 この機械は、18Vのバッテリーを2個必要な機械であるが、40Vバッテリーを1個使用する新機種が出ている。本体重量が軽くなるのでこちらの方が使いやすいと思われる。また、バッテリー式ではなくエンジン式のスプリット型もある。


飛び石等は全くなく、また、作業幅が鋸刃の径の1/3~1/2であるのに対し刃の長さが30cmあるので作業効率が上がる。ただし、従来のものよりヘッジトリマの方が重くなるので作業者の疲労度は増す。

1回の充電で作業時間が1時間弱のため、バッテリーは3セット、2個口の急速充電器、ポータブル電源(移動時間でも充電が可能になる)を準備している。
先端部分を交換することで、草刈、刈り込み、枝払い(延長ポールで高所)も可能になる。


安衛品環室より

長時間の除草作業には不向きだと思いますが、エンジン式とは違くバッテリー式は振動も少なく、音も静かなので、周囲を気にせず利用できる利点があるので各作業所でも参考にして下さい。

これから暑い時期を迎えると、熱中症対策で水分補給用にクーラーボックスを利用するが、保冷用の氷などが溶けてしまった後は保冷できない。
充電式温冷庫を使えば電源や保冷剤が無くとも飲み物や濡れタオルを使うことができる。また、冬季には温める事も出来るので便利。


実証のために設定温度を0℃にして冷やしたところ、、庫内温度が24℃が1時間半ほどで庫内が-1℃まで下がった。

本体に18Vバッテリーを2本セットでき10時間以上連側稼働させることができる。電源はAC100V、シガーソケット12V・24V、リチウムイオンバッテリーが使用可能。


安衛品環室より

充電式で温冷庫になるこの機器はマッチする作業所ではとても便利なものです。各作業所でも参考にして下さい。

超速硬コンクリート撹拌時には、ミキサーにセメントと砂利と専用の水を入れ、コンクリート撹拌時間の3分測定にキッチンタイマーを使用していたが、表示が小さくて見えづらかった。また、本体が小さいので紛失する事もあった。


本体と表示が大きいキッチンタイマーを使用した。


安衛品環室より

小さな「気づき」の改善ですが、直ぐに実行に移せるものは実施すべきです。
本提案のようにその場で効果がわかるので、これからもより良い視点で改善してください。

パソコンは、アプリケーションソフトを入れたり削除したり繰り返すことで、不要なファイルやレジストリにゴミが蓄積されて起動が遅くなったり、動きが重くなったり、固まったりします。
パソコンに、ゴミが蓄積続けると起動しなくなる。最終的は、初期化しないと使えなくなる。
それを回避するために、専門知識不要かつ簡単に、PC上の問題を解決するソフト(WiseCare 365フリーソフトです。)使用する。


フリーソフトを使用することで、不要ファイル削除、Windows設定の最適化、プライバシー保護、メモリ最適化など、様々な機能により、PCのパフォーマンスを改善します。
起動が遅くなったり、動きが重くなったりしたら、初期化しなければならなくなる。
初期化するまえに、このソフトを使用して、改善されれば初期化しなくて済む場合もある。


安衛品環室より

パソコンの最適化は重要な事です。
総合管理室で提案を精査し、対応を検討します。

工事の支障になる樹木(20本)を伐採することになっているが、その中に桜の木が数本混ざっていて、発注者より「桜が落花してから伐採してほしい、一般市民に周知する方法を考えてほしい」との要望があった。
樹木がサイクリングロード沿いにあるため、やさしい桜の絵柄の看板で伐採の意向を周知した。


ほとんどの通行人の方が看板を見ているが、今のところ市役所に苦情や問い合わせはないとの事。


安衛品環室より

これぞ住民に対しての思いやり看板です。様々なケースで活用できるアイディアです。
各作業所でも参考にして下さい。

冬季に於いて、通勤車両のフロント窓ガラスが凍結して、霜等の解凍に10分くらいの暖気運転の時間を要します。出勤時間に急を要するとき、焦って運転すると交通事故を引き起こす要因になる。
帰宅後、通勤車両のフロント窓ガラスに、断熱シートを取り付けておくと、取り付けた部分は霜の付着が少ないので、翌朝は除雪後、すぐに出発できる。 断熱シート、丸い吸着盤(ゴム製の物6個くらい)いずれも、¥100ショップで¥300程度の予算で作成し、使用したら、効果が期待でき、通勤前の時間が軽減できた。


急ぐ必要が無いので、安全面でも事故防止に繋がります。


安衛品環室より

わかっていても実行せずに時間が無く視界が悪い状態で発射し死亡事故を起こした事例がありました。
「ひと手間」で安全を確保できるナイスアイディアです。

現場で書類・写真は共有のハードディスクに保存をしているので、在宅勤務時はクラウド・メールを利用して書類等のやり取りをしてその都度電話等で確認をしていたが、相手がPC前にいないと作業が出来ない場合がある。
無償・ユーザー登録不要で自宅から会社のPCを操作できるNTT東日本の「シン・テレワークシステム」を利用し在宅勤務を行う。


直接共有ハードディスクを使用できるので書類やり取りの連絡が不要になった。また、セキュリティーもパスワードでログインするので安心。

初期設定が必要
デメリット:親PCの電源ON必須。親子で同時には使用できない。


安衛品環室より

作業所でサーバーを共有している等の特有の環境の場合には有効に活用できるシステムです。
作業所でも参考にしてください。

坑内で配管を運搬する際に、低い体勢で運搬作業をしていたので腰を痛める恐れがあった。
二輪車にキャリー・キャスターを取付けた運搬用台車を作成。
効率よく多く配管を運搬するにあたって、運搬用台車を持ち上げることなく移動させることが出来ます。
低い体勢になっていても楽に運搬することが可能になります。


作業員の腰への負担も減り、痛めることなく運搬することができ好評です。
一度に配管を運べる本数も増え作業工程を縮める事にもつながりました。ただ前に押すだけで運搬することが可能になります。


安衛品環室より

既製品にタイヤを付ける改造で、身体的負担を軽減した事は素晴らしいです。
これにより作業効率も向上した提案でナイスアイディアです。

①電気のスイッチがどの場所のものかつけて見ないとわからない。
②荷物がどの状態(関係者に連絡済のものか一時的に置いているもの)か見ただけではわからない。
③ペットボトルと缶のゴミ箱を移動したときに元の位置に戻したか、中を見ないとわからない。

表示で見える化
①電気のスイッチ自体にラベル等を貼ると劣化してくるため、カバーのように作成しました。区画表示を壁に直接貼ると壁が劣化するため、区画表示を設置。
②荷物が関係者に連絡済のものなのか、一時的に置いているものなのか、発送物なのか誰が見てもわかるように表示を作成。
③ゴミ箱のふたの数に合わせてイラストを4つに分割して貼りました。正しい位置に置くとイラストが合うことで元の位置に戻したことがわかるようにしました。
(数が多い場合は番号や線のほうがわかりやすいかもしれません)


表示で見える化を図ったことにより、誰でも見てわかるようになりました。


安衛品環室より

いつも利用していている物だけに盲点になっています。
「見える化」にする事によってより使い易くなっているのでナイスアイディアです。

当現場は活線拡幅工事のため、プロテクター上部も掘削断面に含まれているので、プロテクター上部のズリを掻き落とす為にミニバックホウを導入したのだが、 プロテクター上部から支保工までの高さとミニバックホウのヘッドガード高さがほぼ同じであり、稼働範囲が限定される状態であった。
ミニバックホウのヘッドガードを低くするため既存のヘッドガードを取り外し、現場にある鋼材でヘッドガードを作成し取り付ける事とした。
※元請けに了承済。


ミニバックホウの高さが低くなった事により、稼働できる範囲が広がって根足部のズリが掻き寄せ易くなった。また右根足部の吹付後のカス取りや、プロテクター上部のリバウンド処理等もミニバックホウで行えるので、 人力での作業負担と作業時間を減らす事ができた。


安衛品環室より

ミニバックホウの高さを低くするという柔軟な発想で、稼働できる範囲が広がり人力での作業負担・時間を省力化出来たのでナイスアイディアです。

ケーブルクレーンを使用してベッセルをトンネル構台上で荷受けする際、位置と向きを合わせるために接地するまでベッセルを手で押さえる必要があった。ベッセルが空荷の場合は荷重が軽すぎて荷振れが大きくなり、接地の際に足を挟まれそうになることがあった。
ベッセル接地時に人が近寄らずに定位置で接地できるよう、敷鉄板に鋼材を溶接しベッセルガイドを作成した。


多少の荷振れがあってもガイド内にベッセルが入れば、荷振れを止めると同時に向きも合わせることが可能となった。設置時にベッセルを抑える必要が無くなったことで、挟まれリスクを低減できた。


安衛品環室より

人が近寄らずに定位置で接地できるようにベッセルガイドを作成したことにより、挟まれリスクが低減されたのでナイスなアイディアです。

手を洗う時に、一つのソープディスペンサーを何人も不清潔な状態で使ってしまっているので、コロナやインフルエンザなどの感染原因になってしまう恐れがあり、特に現場などの手が汚れる場所では容器が汚れやすく、 手を洗う際に、大抵1回の手洗いで2~3回プッシュして使ってしまい、詰め替えの手間や金額が増えてしまう。
ダイソーやスリーコインズのハンドソープ用オートディスペンサーを使う。


手動で押すソープディスペンサーからハンドソープ用オートディスペンサーに変えることにより、本体に触ることなく、手をかざすだけで一定量が出てくるので、使いすぎ防止にもなるので金銭面で節約もでき、コロナ感染防止に努めることが出来る。


安衛品環室より

非接触用品を上手に利用するナイスアイディアです。

トンネル掘削工の施工方法(管理)において、作業者への留意点を説明する際に、朝・夕のミーティングにて口頭で行っていた。
しかし、言葉だけではなかなか伝わらない要素があるため実際の施工で留意点を実施されなかったことが多々あった。
各工種の施工方法(管理方法)や資材の整備の方法等の悪い例と良い例を写真と説明文で記載した資料を作成し、詰所のテーブルに配布し誰でもいつでも確認できるようにした。


ミーティングの説明時に作業者が資料に目を通すことで、こちらの伝えたいことがイメージし易くなり、説明が伝わり、指示通りに実施するようになった。


安衛品環室より

説明時に作業者が資料とともに写真等により伝えたい事がイメージし易くなり、理解度が向上するので各現場でも参考にしてみて下さい。

防音対策で設置した防音シェルターを解体するのに組立同様、ジャンボ・油圧ブレーカを使用して解体しようとしたが人力で行うガス切断や部材運搬、またその作業時の騒音・振動を軽減できないか検討した。
解体作業を0.7㎡/クロスカッター(油圧鉄骨カッター)を使用して作業した。


当初、油圧ブレーカーでハツリ作業を行いジャンボで支保工切断を計画したが、ハツリ作業時の騒音・コン殻が外側に落ちるなど思ったようにいかなかったが、 鉄骨カッターを使用することでハツリ時の騒音もなく支保工切断や振り分けなども機械で行い人力で行う危険リスクを無くすことができた。
また、当初は1日当たり3~4m程度の解体作業を予定したが10m程度の解体と分別を行うことで工期短縮にもなった。

※費用は約2週間で55万円(運賃込み)であるが、トンネル機械を使用せずに早く返納できればコスト削減にもつながる。
(今回は保険の意味で機械はありましたが・・)


安衛品環室より

鉄骨カッターを使用することでハツリ時の騒音を最小限に抑えられ、支保工切断や振り分けなども機械で行えるため人力で行う際の危険リスクを無くすことができ、更に工期短縮にも繋がったので素晴らしい発想です。

新幹線工事の時間制約がある中、施工現場が発着基地から遠くなり作業できる時間が更に短くなったことで、作業効率の向上が必要となった。
トロ台車固定に使用するレバーブロックをトロ台車に存置することにより、毎回の(準備・片付け)の作業を省略し時間短縮を図った。


準備・片付け作業が省略出来たことにより作業効率が良くなりスムーズに出来るようになった。
同時に作業者が密集することが無くなり、準備・片付け作業の手待ちも無くなりスムーズに出来るようになった。管理者目線の片付け・資材固定状態の確認作業も一連の中で容易に出来るようになり時短及び保守用車運行上の安心にも繋がった。

台車上の一番最初に行う作業を省略して出来るように改善したことにより、「き電停止前に間違えて台車上に上り感電する」といったリスクの低減にもつながり、他社で起こった過去の事故事例の対策ともなった。


安衛品環室より

台車を固定する際は既存の穴を良く利用しますが、レバーブロックのフックが穴に入らないケースが多く、穴を大きくしたり、 シャックルなど取付けて使用することが多いと思いますが、既存の穴にアイボルトを取付ければ、台車を傷付けることなく、レバーブロック、レールクランプを収納して置けて、作業時間短縮になるのでナイスアイディアです。

現場施工時、通行止め規制となるため迂回路の案内看板を現場内に設置したが工事エリア内にあるため目立たず一般車が見逃すおそれがあった。
蛍光テープを看板周りに取り付けた。


他の看板との差別化ができ、風が吹いてテープがなびくことによりより目立つようになった。


安衛品環室より

工事看板などは文字を大きくしたり、色を付けたりして見える化を図りますが、 迂回路案内看板のように大きくなると一般車から目立ちづらいですが、蛍光テープを付けることで、第三者の目を引き付けることになるので、ナイスアイディアです。

冬期の断面修復作業ではモルタル使用時に養生がしにくく、十分な強度が保証できなかった。
また、モルタルが硬化せず二回塗りなどの次の作業の進行が遅れた。冬期間では発電機を使用して補修面にコンクリート加熱養生シート(コンガード)を設置し、一定時間の養生を行った。


加熱養生シートで養生を行うことで使用後には硬化を確認することができ、次の作業が滞りなく進み、工期の短縮につながった。


安衛品環室より

冬季時にコンクリート養生をするには色々な方法が有ると思いますが、現場に合った養生方法をしているので、各現場でも参考にしてください。

本社・KNステーション側の駐車場は車止めが無く、L型擁壁を川側に乗り越えてしまう危険がある。
以前、実際に一般車両が誤って社有地に入り、L型擁壁を乗り越えて川に転落したことがある。
L型擁壁の張り出し上部内側に蛍光塗料を塗り、高視認化を図る。
また、歩行時にも有効である。


側溝との境界が見やすくなるので乗り越えリスクが減る。


安衛品環室より

いつも利用している場所だけに盲点になっています。気付いていても実行につながらない安全対策は、まさに「災害が起きてやること 先にやろう」です。

現場においてコロナ感染が発生しないよう、どのように対策するか考慮した。
コロナ感染防止として、アクリルパーテーションの代わりに抗ウイルスシート、簡単に非接触体温測定&手の消毒が出来る除菌デスペンサーを事務所に設置した。


抗ウイルスシートと非接触型除菌デスペンサーを事務所に設置することによりコロナ感染者0で終えた。

当現場事務所に設置しコロナ感染防止に努めました。


安衛品環室より

コロナ対策用品は様々ありますが、今回提案の「抗ウイルスシート」は、使い勝手が良いので用途が広がると思います。
ホームセンターで販売されている商品なので、現場に合った対策を進める上で各現場で参考にして下さい。

検測写真でロッドとピンポールを使用する際に最低でも写真を撮る人と別にロッドとピンポールを押える係で二人の手を借りて撮っていた。だが、作業場所が狭い場所などではとても窮屈になりながら行っていてどうにか人数を減らせないか悩んでいた。
ピンポールホルダーを使用して検測を行いました。
ピンポールホルダーはロッドとピンポールを固定することができ、検測写真を撮る際に押える人が一人でも行うことができる。 また、ピンポールが固定されているので数値の見ずらさやピンポール位置のずれを減らせる。


検測写真を撮る際にかかる人の手を減らすことができた。そのため狭い場所での撮影も人の数を減らせたため容易に行うことができるようになった。


安衛品環室より

検測写真を撮る際には手許として最低でも2人が必要になりますが、この商品を使用するとピンポールを固定することができ、ピンポール位置のずれを減らせて省人化も出来るので、各現場でも参考にして下さい。

中央分離帯の生コン打設作業時に、トラミキから1mほどの高さのガードレール上から打設していたので、生コンがガードレールや路面、作業服などに飛散しており、後の清掃に時間がかかっていたので、 トラミキのシュート先端にサニーホース(400㎜×1m)を取付け生コンの飛散防止を行った。


生コンの飛散が最小限に抑えられ清掃の時間が削減された。
更に打設中にストップをかけてもすぐには止まらない生コンもサニーホースを折ることで打設量の調整もできた。
それにより作業効率も上り、清掃時間もかなり短縮できたため高速道路上での限られた時間の中でも余裕を持ち作業を終了することができた。


安衛品環室より

生コンが飛散すると清掃に時間がかかります。
トラミキのシュート先端にサニーホースを取付けて飛散防止をすることにより省力化・省人化できるのでナイスアイディアです。

現場の気温が低く、0℃を下回るとタンク内の水が凍結してしまい、水を使うことが出来なくなってしまうので、水タンク内に水中ポンプを常時作動することにした。


水タンク内に水中ポンプを常時作動をすることにより、水温を平均15℃に保つことが出来た。


安衛品環室より

水タンク内の水が凍結することが冬季時には良く起こる事なので、作業終了後には水抜きなどをしますが、水中ポンプで水を循環させ、ポンプの可動熱で水温を下げずに凍結対策できるので、 冬季に水タンクを使用する現場では参考にしてください。

現場の気温が低く、作業中に汗をかいたままでトイレに入ると体が冷えて風邪をひくリスクがあるので、トイレ内に電気ヒーターを設置した。


体を冷やすことなく気持ちよく作業に戻れるので、作業に支障なくリスクを解消いたしました。


安衛品環室より

トイレ内に電気ヒーターを設置することにより体が冷え作業に支障をきたすリスク解消ができ、更にトイレ水の凍結防止にもなるので、各現場でも参考にしてください。

①社員通用口前の事務共用社有車駐車場は車止めなどが無く、駐車した車両と本社ビルとの間を社員が通行する際に誤操作でバックすると人が挟まれる危険がある。
②同じ場所の本社ビル角は見通しが利かないので人と人がぶつかる危険性がある。

①車止めや縁石ブロックを設置する。
②掲示物などで注意喚起する。


どちらもリスクが回避できる。

例で、こまめくんととびたくんのコラボのプレートを作成してみました。


安衛品環室より

普段何気なく通行している箇所にも危険の芽が潜んでいます。
違う視点で観察すると見えてくる危険リスクもありますので、様々な角度からの観察に取り組んでください。

冬期に坑内作業をしているとゴム手袋を使用しても手袋内部が濡れて手がとても冷たい状態で作業しているので、手がかじかみ、作業に支障をきたす恐れがある。
105L用の箱、金網、乾燥機を使用した手袋乾かし装置を製作した。
箱に乾燥機ホースを通せる穴を作り、金網を重ならないように設置し、その上に濡れた手袋などを置き乾かし温める事が出来ます。


濡れた手袋・長靴などを休憩中に乾かすことで、作業開始の不快感が解消された。


安衛品環室より

休憩所など濡れた物を乾かすスペースが無い現場ならではの発想で、よく工夫しました。
火事にもなりにくい装置なのでナイスアイディアです。

交通規制(片側交互通行)を行う場合、設計書では交通誘導警備員は2名である。交代要員(トイレ休憩、昼食)は、変更とならず自社の負担となる。
そこで、交通誘導警備員はそのまま2名とし、休憩の場合に簡易信号機を活用した。
作業日数は三ツ森トンネル8日、御代田トンネル6日となっており、14日間を交通誘導警備員で行った場合¥230,000ほどの出費となるが、簡易信号機のリース代は¥40,000ほどで済んだ。


出費を抑えられたことの他、簡易信号機は旗、誘導棒よりも分かりやすく、又、足踏み式で赤・青に切り替えられることにより、待ち時間を少なく調整することもでき、 「見える化」、「利用者に喜ばれる」ことにもなったと思う。

交通誘導警備員B  16,500/日
ソーラー信号機(GPS)フットペダル  約¥40,000/月


安衛品環室より

省人化・経費削減に加えて「見える化」などプラスの要素もあるとても良い取り組みです。
各現場等でも参考にしてください。

毎年、ツバメが本社2階ベランダに巣を作り、糞でベランダが汚れてしまうため、ツバメが帰って来るたびに床に段ボールを敷いていたが、 とても見栄えが悪かったので別の対策を検討し、ツバメ観察ネットワークというHPで簡単に作れるツバメの糞受けの作り方を公開していたので、その用紙を印刷し、段ボールに貼り付けて糞受けを簡単に作成することができた。


今回作成した糞受けは巣から少し下に設置するため、糞も見えず見栄えもよくなり、掃除する回数が減った。


安衛品環室より

チョットした一工夫で見栄えが良くなったのでナイスアイディアです。

本社二階ではほとんどの社員が現場に出ているので在社している社員が毎日掃除するのに時間がかかり業務時間をとられるので、掃除時間を減らすために、自動稼働するロボット掃除機を導入した。


業務時間内の掃除時間が減った。 アプリと連携して、掃除の開始時間や掃除する曜日をするだけで勝手に掃除を行ってくれるため省人化、省力化になった。
アプリではどこを掃除したかも記録されているので、きちんと掃除されているなということが分かるから安心できる。


安衛品環室より

在社人員が少ないのに広いフロアーを掃除するには時間はかかると思います。
発想の転換で自動掃除機を導入することで省人化・省力化になり、導入成果があったのでナイスアイディアです。

発破における補助脚線の固定方法について鉄筋棒を差したりといろいろあるが、専用の固定台を作成して最後までキレイに使用できないか検討した。 専用の脚線固定台を製作して吊り下げ、脚線を3巻ほど固定できるように行った。


バラバラになって転げたりしないよう固定でき、足りなくなった場合は次の脚線を伸ばすことで最後まで有効に脚線を使用することができるようになった。 また普通に一つずつ吊り下げるより見た目も良くなった。


安衛品環室より

補助脚線を固定でき、足りなくなった場合は次の脚線を伸ばすことで最後まで有効に脚線を使用することもできます。 見た目も良くなりナイスアイディアです。

トンネルの活線拡幅工事で坑内での重機車両の入れ替えが困難な為、一工程ごとに坑外で重機車両を入れ替えなければならないので、サイクルタイムを上げるために重機車両の入れ替えを減らす事ができないか検討した。 当現場には吹付機として、エレクター吹付機が導入しているので、エレクターの支保工キャッチ部に現場で作成したオリジナルのカス取り器をセットし、吹付後の支保工のカス取りを行った。


機械の入れ替えサイクルの短縮につながった。また、エレクターのマンゲージに搭乗しケレン棒を使用し、細かい部分もケレンを行う事ができるのと同時に支保工に廃油を塗布する作業も並行して出来る様になった。
現場で使用しない廃材で作製したので、コスト良。


安衛品環室より

当社では、あまりエレクター付吹付機を使用していないので、このような提案はありませんが、発想展開で現場に応じたナイスアイディアな提案です。


普段使用しない工具や安全用品を仕舞っておくと、片付けた人以外は何処にあるかわからない状態になる。 片付けて収納した所に何を入れているかを、写真等を使って明示した。


誰でも一目見て必要な工具や安全用品を探し使用できるようになった。


安衛品環室より

片付けて収納BOXなどに何を入れているかは、片付けた人以外はどこに収納したのか分からなくなります。 収納した物を写真を撮って明示することで、「見える化」され誰でも分かる様にしたナイスアイディアです。

コンクリート打設に於いて、天端位置を表示するのに鉄筋棒等を立てて、天端高にテープを巻きつけ表示するのが多かった。
床版コンクリート打設時に、天端位置が正確にわかる表示具(テンバー)を設置した。鉄筋に固定し、レベラーにて天端高に調整する。


レベラーが上下にスライドするので天端出しが簡単に出せ、打設時は上のフレキボーを抜けば、鉄筋に固定しているボルトのみが残るので、品質を落とすことなく施工できる。

・製造元:ゼン技研(株)
・販売価格:50個入り 縦・横兼用
         D13・D16用/17,380円(税込み)
・NETIS登録番号:KT-120062-VE


安衛品環室より

コンクリート天端位置を出す方法は様々ありますが、この商品を使えば高さ出しも撤去も楽にでき作業効率も上がるので、同種工事の際は各現場でご検討を。

作業横坑坑口部の構台上の鍛冶場において、暖房の導入を検討した。通常はブルーヒーター等を設置するが鍛冶場内が長細い構造のため、火災が発生することが懸念された。
坑内供給用11kw級電気コンプレッサーの排熱を、ジェットファーネス用のビニール風管を通し鍛冶場内に送風し、鍛冶場内の暖房とした。


コンプレッサーの排熱は約55度あり、電気コンプレッサーのため一酸化炭素等の心配もなく、鍛冶場内を21度程度に保つことが出来た。
火災の心配は一切なく、究極のエコ暖房となった。


安衛品環室より

エンジンコンプレッサーを使用する現場が多いですが、この現場では電気コンプレッサーを使用していたので、排熱を利用して暖房器具にする事を発想した着眼点は素晴らしいです。
エネルギーを大切にして地球環境を守る取り組みになりますので、現場を運営していく中でSDGsの取り組みにもつながります。
注意)エンジンコンプレッサーの排熱は使用しないでください。一酸化炭素中毒等もなります。

「ベッセル転倒架台」において、ベッセルとの接触部のすり減りによる破損が懸念された。1日に約50~60回ズリを排出しているが、転倒架台が破損した場合ズリ排出に支障が生じ、トンネル掘削にも影響が生じる恐れがあった。
従来のシングル管から、インナー・アウター管の二重管構造に変更し、接触部のすり減りの均一化を図った。


ベッセルが転倒しようとする際、アウター管が一緒に回転することにより、均一に摩耗し鋼材の長寿命化することが出来た。
また、従来の構造では上部鋼材を一体として交換しなければならなかったが、今回の改善でアウター管のみの交換で済ますことができるようになり、メンテナンスの手間とコストを減らすことが出来た。



安衛品環室より

従来のシングル管から二重管構造に補強したので、今回の改善でアウター管のみの交換で良くなり、メンテナンスの手間とコストを減らすことが出来ています。とてもナイスなアイディアです。

ケーブルクレーンでズリを構台上から地上ヤードに降ろす際、ベッセルに相積で資機材等を乗せることがあった。その際は無線連絡で相積資材があることを伝えているが、毎日繰り返しの作業が続くため失念し、 ベッセル反転架台で資機材もろともズリを排出してしまいそうになることが発生した。
年内で使用期限を迎える安全帯のフックとハンドタオルを蛍光色で塗装し、相積の際はベッセルに掲げ高視認化を行った。


クレーン運転室内からも一目で相積資材があることが確認でき、失念してしまうリスクを大幅に減少することが出来た。


安衛品環室より

単調な作業の繰返し作業では意識が低下してヒューマンエラーを引き起こします。
単調作業による意識低下を防ぐために、現場にある物(廃棄物)を利用して「見える化」することにより、無線(聞く)と高視認化(見る)でダブルチェックできるようになりました。 とてもナイスなアイディアです。

本社勤務の女性社員が急増(現在9名)したが、女子トイレは1階に1個のままなので不便です。
特に2階・3階の女子社員はトイレの空室状況がわからないので使用中で何度も席に戻る事もしばしばです。
女子トイレの増設を希望します。
現実的な改善方法は、現在の女子トイレ兼障害者トイレを改修し、2ブースにする等が考えられます。


女性の働きやすい環境が整備されます。


安衛品環室より

近年、本社勤務の女性社員が急増している中で、トイレ施設は以前のままでしたので、大変不便だと思います。
至急、総合管理室で改善検討ください。

バッチャープラントのミキサー清掃水の処理方法が、自然流下により沈殿槽へ排水を行っていたが、高低差が約0.5m程度しか無かったため、コルゲート内に排水や骨材が堆積することが多々発生し、清掃に時間が掛かっていた.

そのため、コンクリート投入用シュートを撤去し排水用シュートを上部に設置することにより、十分な高低差を確保した。


排水用シュートを上部に取付ることにより約1.8mの高低差を確保することが出来た。
高低差が大きくなった分、排水等が勢いよく沈殿槽へ流れることで骨材等の堆積を失くし、ミキサー清掃やコルゲート管清掃の手間を減らすこと出来た。


安衛品環室より

既成概念にとらわれない柔軟な発想の改善事例です。
誰もが「こういうものだ」と諦めてしまうところを見逃さないで挑戦した成果だと思います。

吹付コンクリートをコンクリートホッパーからアジテーターカーへ積み替えるための「コンクリートホッパー架台」で、コンクリート積替え時の周囲への飛散や清掃水の処理方法等の問題が生じた。
特に清掃水については発注者から適切に処理するよう要求された。
コンクリート飛散防止に対しては、10吋のサニーホースとガイド鋼材を取付けた。
排水処理に関しては、軌条機械の走行の妨げにならない様シュート途中で受け、釜場用ベッセルへ直接排水できるよう加工した。


コンクリートの飛散に対しては、改善前は周囲3~4mに飛散し防音扉等に付着したり、投入口からコンクリートがあふれるてしまうことが何度もあったが、サニーホースをガイドとすることにより飛散等が無くなった。
また、これまではホッパーやシュートの清掃水を回収できず、構台下部へ希釈後に流していたが、ほぼすべての洗い水を釜場用ベッセルへ回収でき、排水の適正処理が可能となった。


安衛品環室より

問題が発生した場合、どのように改善していくかを熟慮の上で工夫して出来た改善事例です。

ずり出し時のダンプ走行時に、後ろのバンパーに付着した土砂が一般道に落ちて、道路を汚す恐れがあり、常に1名が土砂が付着していないかを確認する手間が発生していた。
バンパー上部にL50のアングルを番線で固定し、平な部分を三角にして土砂が滑り落ちるように加工した。


バンパーに付着した土砂も大幅に改善され、道路に出るときの確認作業の手間も減少した。


安衛品環室より

とても良いアイディアですが、警察及び陸運事務所の見解として、アングルは番線固定では落下危険の可能性があるので、溶接等しっかりした固定方法で実施する分には法的に問題なしとの事でした。 固定方法を改善して使用ください。

安全書類作成時に社有車を車両届として提出するが、任意保険はサーバーから出せるが車検証や自賠責保険はコピーを本社に持って来てもらうか、本書を本社でコピーを取らないといけない。
総合管理室で管理、またはサーバーで車検証や自賠責保険証書を出せるようにして欲しい。


安全書類作成時の業務効率が向上する。


安衛品環室より

業務効率向上の為に本提案を採用し、実施する事になりました。
準備が出来次第「見える化サイト」にアップし、総合管理室からご案内します。

当社でもSDGsのいくつかの項目に取り組んでいますが、SDGsについてマークや世界を良くする17つの事を具体的な内容は分からない人の方が多いのではないかと思った。
SDGs17項目の見える化 SDGsの理解と意識向上のために階段に表示した。


階段を通った社員やお客様がSDGsについて関心を持つ機会になる。


安衛品環室より

SDGsの17の開発目標について全ての内容を記憶するのは大変です。
現場等では目につくように階段や段差がある箇所に注意喚起を張るなどの取り組みがありますが、それを利用して掲示すれば、誰も目にして関心を持つことができますのでナイスアイディアです。

保健師からスマホで簡単に体型測定出来るアプリ
「Bodygram(ボディグラム)」を教えてもらった。(無料)
腹囲はもちろん全身の25ヶ所を測定できるアプリです。 服を着たままスマホで全身の正面と側面を写真で撮るだけで測定できるものです。


早速、自分で登録してみたところ、自分の身体の課題が見える化され改善の意欲が出てきました。


安衛品環室より

自分の体型をスマホを活用して見える化できるアプリです。
無料ですので、健康管理に是非ご活用下さい。

作業横坑坑口部の構台上が全面覆工板敷となっているため、照り返しが強く熱中症のリスクが高かった。こまめに散水を行っていたが、十分に水を撒いても5分程度で蒸発してしまうため、何かしらの散水方法を検討した。 園芸用のスプリンクラーを散水角度が水平になるよう加工し、構台上に移動可能な状態で設置した。


スプリンクラーの角度を水平に加工することにより、長靴以下の高さで散水することが可能となり、常時散水することで覆工板の照り返しを抑え、熱中症のリスクを低減できた。


安衛品環室より

ここの現場は覆工板敷となっているため、アスファルト上での照り返しと同じくらい照り返し強く、熱中症にリスクが高かったのに対して、市販で販売されている園芸用スプリンクラーを散水をして覆工板の温度上昇を防いで、熱中症のリスクを低減出来たので、ナイスアイディアです。

今回の作業所は休憩所が手狭なため、ホワイトボードが必要量設置出来なかった。 施工開始当初は口頭のみで伝えていたが、周知不足となることがあったため、何かしらの方法を検討した。 エクセル上にてその日の作業内容や番割、安全指示や連絡事項等を入力した「ミーティング用資料」を、42型の大型モニターに写し説明した。


ミーティング資料に加え、機械反転掘削時の機械の角度等を作業員と一緒にシュミュレーションすることが可能となり、充実したミーティングを行うことが出来た。


安衛品環室より

今回の提案は、モニター活用をさらに向上させたもので、重点内容をモニターを活用することでミーティングを充実するこが出来、とても良い取り組みです。

構台上で軌条機械を反転する際、レールジャンボの重量が約15tあるため、8tケーブルクレーンでの楊重反転が不可能であった。初期組立時同様にブームを解体し、クレーンで吊り上げれば可能であったが、解体・組立を行った場合の所要日数が2.0日/回となるため、工程短縮のため反転方法の検討が必要となった。 レールジャンボを解体することなく一括反転できるよう、敷鉄板等を利用し転車台を作成した。

転車台上にレールジャンボを乗せて固縛し、0.45B/Hと0.25B/Hの2台で転車台を引っ張り反転させることにより、転車台セット~反転~転車台撤去と一連の所要時間を3時間で完了することができた。 今後も反転部掘削完了時に同様の手順で機械正転を行う予定のため、当初計画より3日以上の工程短縮となった。 既製品の軌条用ターンテーブルの使用も検討したが、それでも2日以上係る上、リース料や運搬費でだけで約40万と見込まれた。今回の方法では、加工手間を省き鉄板のリース料のみで低コストとなった。



安衛品環室より

反転作業する場合は通常ジャンボを解体して軽くしてからケーブルクレーンを使用して反転するか、軌条用ターンテーブルを使用して反転作業するしかないと思いますが、現場での工程、コストなどを様々考慮して知恵を絞って工夫したとても良い提案です。


作業横坑軌条エアーポイントの分岐表示が行灯部に矢印で明示されていたが、矢印だけでは視認性が悪く、ポイントに誤進入する恐れが生じた。 直進方向は純正のままの白色蛍光灯で、分岐方向のみ蛍光灯にピンクリボンを巻き付け、色分けによる高視認化を行った。


蛍光灯の色により剣先の向きを一目で判断することが可能となり、誤進入による坑内歩行者や車両同士の接触等のリスクを大幅に低減することが出来た。


安衛品環室より

ポイント部では誤進入よる接触事故、脱線などが多く発生する危険な箇所です。既製品の行灯だと視認性が悪かったので行灯にも一手間かけて高視認化よる色分けをして一目で分かるようにしたのでポイント部での誤進入リスクを低減したので、ナイスアイディアです。

小断面トンネルの掘削において、シャフローダーにてズリ出しや当り取りを行う際、簡易バケットの脱着を行う必要があった。 長ボルトの先端をボール芯状に尖らせ打撃挿入を可能とし、孔明け加工を行いリンチピン(BHのバケットフック格納等で使用しているワンタッチピン)で取付けを行った。


取付ける際にボルトのねじ山破損を気にすることなくハンマーで打ち込むことが可能になった。また、従来はダブルナットで締め付けを行っていたが、リンチピンにすることで締め付けを不要とした。 簡易バケット脱着の手間を容易にするだけでなく、消耗部品の長寿命化にもつながった。


安衛品環室より

シャフローダーのバケット脱着の際にボルトが中々入らずにネジ山を壊したり、振動でナットを無くなどの不都合ことがありましたが、この提案だど、ナットを締める作業も無く、抜けピンだけを投入し、リンチピンだけで止めるだけなので、簡易に脱着作業ができ施工サイクルも向上し、ナイスアイディアです。

事務所の防犯・現場の状況を確認するのに、色々な防犯カメラが出ている中で、何が一番性能がいいか探していた・・・
「G-cam」といった商品で、100Vの電源があればどこにでも設置出来る優れもの!!


レンタルで月18,000円程度で、手持ちのスマホやタブレット・パソコンにリアルタイムで表示され、それらで遠隔操作も出来る。またマイクもついている為、防犯性も向上する。

スマホで撮影方向などをコントロールできる。


安衛品環室より

防犯カメラは様々な商品が販売されていますが、上手に活用すると働き方改革の手助けにもなります。
例えば休日に大雨等で現場が気になった時も、現場に行かなくともスマホですぐに確認できるなど、使い方次第でメリットはまだまだあると思います。
最新技術を活用して省力化・省人化を進めていきましょう。

連日の猛暑により熱中症のリスクが上がっている。
「空調服」上着が発売されているが、作業内容によりツナギを切る場合には使えなかった。

つなぎ服に空調装置が装着されている商品が発売された。
これは、普通の空調服と違い、つなぎの為、全身に涼しい風が循環し、生地も綿100%なので破れにくい。


全身に風が循環するので熱中症のリスクを下げることができる。 値段は2万円と安くはないが、服のサイズもM~4Lと幅広く、寿建設と同じ青つなぎなので着ていてもあまり遜色ない。


安衛品環室より

熱中症対策関連商品は様々な商品がたくさんあります。 商品知識も豊富な方が良いですが、現場で実際に使用した感想を共有したいので是非とも良いアイテムは試して報告をください。

現場の朝礼時に不規則な並びが見られるようになった。また、コロナ対策における2m程度の離隔が見える化できないかを検討しました。
現場事務所前に2~3m間隔で白線を引いて朝礼時の立ち位置が分かるようにした。


朝礼、体操時もキレイに整列できるようになった。
コロナ対策にも有効。


安衛品環室より

立ち位置を見える化にすることによりキレイに整列でき、明らかに離隔がとれるので、コロナ感染対策になりナイスアイディアです。

事務所に設置した段ボールパーテーションなどが湿気で傾いてきたため、なんとか長期使用できないかを検討した。
天井より磁石と釣り糸による吊り下げタイプに加工した。また現場にある資材でも入り口用の仕切りを加工してみた。


湿気で傾いたパネルが吊り下げ効果で自然な形となり、テーブル上を掃除するときも邪魔にならず長期間の使用が可能となった。


安衛品環室より

既製品段ボールパーテーションと、どこでも磁石が使用できる鋼製プレハブの特性を要したナイスアイディアです。
創意工夫して現場に合った対策をしたところが私の提案に相応しい提案です。

ユニック車にバックホーを積込む際、今まで使用していたアルミブリッジは表面が木材になっており、冬季等に積込む際、バックホーが滑り落下する危険があった。
アルミブリッジに、鉄棒を溶接してもらい滑り止めを付け加工しました。


アルミブリッジの表面に凹凸が付いたので、滑り落ちる危険性(リスク)が減った。


安衛品環室より

重機等を車両から積み降ろし時に使用するものですが、使用方法を間違えれば事故に繋がります。木材でも表面が雨や雪等で濡れていれば滑り易くなり、さらに慎重な作業が必要になります。
この提案では滑り止めとして、鉄棒を設置したことで、キャタが鉄棒に引っかかり、ストッパーの役目をはたすので、重機の滑り止めには良い提案です。
滑り止めを設置したからと油断せずに車両から降ろす際は十分に注意を払い積み降ろし作業をしてください。

本社の玄関のインターフォンの位置が分かりにくく、初めて来社するお客様がインターフォンを押さず、声を上げることが多くありました。 インターフォンの説明は既にありますが、お客様から見て真横に書いてあるため、目につかないという点が問題だと思いました。
入ってすぐ正面にインターフォンの場所を示す張り紙を貼って、一目で分かるようにしました。また、真横に書いてあった説明を立体的にすることで目につきやすいようにしました。


インターフォンの位置が分かりやすくなったことにより、初めて来社するお客様が戸惑うことなく来社できるようになりました。


安衛品環室より

この提案は、見える化を実践した提案です。
現場でもそうですが、現場の人たちは分かっていても、初めて来る人は分からない事があります。 見える化をすれば誰でもわかるようになりますので、ナイスアイディアです。

コロナ禍において熱中症対策の冷水ポット使用時に、装着されている共用コップで水分補給をする事は感染リスクを高める。
紙コップやゴミ袋を、冷水ポットに装着させて使用する。
使用済みの紙コップは、その都度処分する。


使い捨て紙コップを使用する事により、コロナの感染リスクを低減できる。
また、ゴミ袋を装着させているのでゴミも散乱しない。


安衛品環室より

コロナ感染リスクは、マスク、手洗いだけでは低減は出来ません。このような細かい気遣いが感染リスクを低減させます。
いつもと同じような使い方をしていれば、感染リスクか高くなる物は多々あると思いますので、リスク低減にするために細かな気遣いをして使用していきましょう。

コロナ感染が治まらない中、現場でもマスクを着用したいと思っているが、着用していると顔に張り付き息苦しい等、どうしても外してしまう。
インターネットで探してみたら『マスクサポーター』というものを発見。即刻Amazonで購入(2220円/10個)し着用した。不織布マスク占用でプリーツ溝部分に差し込んで使用するもので、口元に張り付かず空間を維持できる品物である。


しばらくの時間着用したが、口元に空間ができることでマスクが口元に張り付くことが無く、呼吸・会話にそれ程の影響はないと感じた。ただマスクはマスクなので暑さと蒸れはどうしても拭えないようだ。
マスクサポーターを使用しないよりは使用した方が断然快適です。
今後夏本番でのマスク装着はリスクが伴うものと思います。
今回購入したマスクサポーターは使える品物と実感しましたが、暑さ・蒸れを少しでも緩和することができる商品(マスク自体)ができないものかと思っています。もし、商品でよいものがあれば現場サイドへ展開してもらいたいと思います。


安衛品環室より

真夏の屋外作業では、人と人の距離をとってマスクを外して熱中症防止に努めるのが「夏の感染防止対策」ですが、どうしても近接して作業をしなければならない時には便利なアイテムです。
このようなアイテムを上手に活用してコロナ感染と熱中症防止に努めて下さい。

コロナ対策でマスクは必ず着用するマスクに簡単に貼れる布シールにこまめくんを印刷しました。
県知事達が県のキャラクターがプリントされたマスクで会見していると目立っているので取り入れてみました。


愛らしいこまめちゃんのプリントで当社のイメージアップに繋がります。
シールなので、いつでも貼ることができ、営業のためにも使用できるかと思います。


安衛品環室より

コロナ禍でマスクが必需品的になっている中で、こまめちゃんのプリントで当社のイメージアップになるでナイスアイディアです。


いつもの業務でもっと寿建設をアピール発信できないか考えました。
ホームページだけではなく、もっと目につきやすく簡単にアピールできる見積書の表紙や封筒などでアピールできないかを考えました。


誰でもすぐに印刷可能、フリースペースの活用にもなり、封筒や見積書を手にした方が、寿建設はトンネル工事だけではなく、補修もできるのかとか、維持工事もしているのかと、知ってもらうチャンスになると思います。



文言はホームページから抜き取ったものなので、営業としてどんな仕事ができるかを変えたり、レイアウト等もあくまでも見本ですので、良い方へ展開していけばと思います。

安衛品環室より

有効スペースを活用して当社のイメージアップにも繋がりますのでナイスアイディアです。
6/7開催の幹部会で採用決定。営業管理室で導入に向けた整備スタートします。

サンプル画像はこちらをクリック↓




コンクリートをドリル削孔した場合、くり粉をブロワしないといけないので、その時にくり粉が飛散するので、目に入る確率が高くなる。また、今後アンカー削孔の工事で、樹脂併用型アンカーが多くなると、アンカーの下穴清掃をしっかりしないと品質に問題がある。
ボッシュのバッテリーブロワに防じんカップを付けることにより、くり粉が飛散しないで集められる。
(マキタ 日立にはノズルはあるが防じんカップはない)


ブロワに細いノズルを付けて清掃しても良いがくり粉が飛散し、周囲も汚れるので防塵カップで集めることが出来る。


安衛品環室より

今までのやり方で孔を掃除する際はほどんどがクリコが飛散しながら清掃していましたが、この道具を使用すると周りに飛散せずに掃除ができるので良いでしょう。
また、いろいろな良い商品がどんどん出で来ています。何の「ために」電動工具を使用するかを考慮して選定しましょう。

コンクリートを人力ではつり作業時、保護メガネやヘルメット備え付けのシールドで目を保護するが、すぐに傷つく上に汗をかいて曇ったりして使いづらい。
上記事情により、使用者の使いやすい保護具の選定により、積極的に保護具を使用する目的でメッシュタイプフェイスシールド商品を採用した。


通気性が良く傷がつかなく耐久性もいいので実際使用している作業員に聞くと割と使い易いと評判で、はつり作業時保護具を忘れがちになる場合がありますが、必ず使用してはつり作業ができた。


安衛品環室より

保護メガネやフェイスシールドなどはくもったり、傷などが付いて見えにくくなり、交換することが度々ありますが、メッシュタイプフェイスシールドだとくもることなく、傷などがつかないので使い易いと思います。
作業によっては粒子の細かいクリコが発生する場合がありますので、作業に応じて使い分けをする様お願いします。

社長のブログに掲載されていた記事で、新光重機さんが工事看板を入社式に使用しているのを拝見し、思いつきました。
本社前にある花壇が植え替えの時期で、お花が何も植えられていない状態を工事現場と置き換えて、ミニ工事看板を作成してみました。


お花が植えられたら、今度は工事黒板で、お花の種類や花言葉を書いて掲示すると面白のではないかと思い、そちらもエクセルで作成してみました。


安衛品環室より

看板も色々な種類がありますが、この提案は、現場では当たり前に使用する看板ですが、このように使い方を変えるだけで、面白く、ナイスアイディアな看板になります。
いろいろと現場で工事看板を設置しますが、何の「ために」設置するか、考慮して工事看板を設置するようにお願いします。

現場事務所に設置した仮の産廃袋(トンパック)が地域のゴミ集積場から近く、間違って入れられないか、そしてゴミなどの飛散防止を徹底できないか検討した。
単管で一段高く囲いを組んで、トンパック全体に飛散防止ネットを取付けた。


ゴミの飛散防止が確実になり、地域の集積場とも違いが明確になった。


安衛品環室より

現場等でトンパックを使用して産廃を分別して置くときは、トンパックに入れ易いように単管等で箱組した上に飛散防止としてネットを被せますが、ネットを取付け、取外し際単管やクランプ等にネットが引っかかり外しにくいことがしばしばあります。
この提案だとネットの取り外しが簡易にできるのでナイスアイディアです。

現場のトイレが狭く、人数が多いのでトイレットペーパーの消費が激しく交換頻度と置き場所に苦慮している。
シングルで250m、ダブルで125mと一般的なトイレットペーパーの約4倍から5倍程度の長さがある無印良品で販売している芯なしトイレットペーパーを利用する。

参考価格 150円/1巻


現場での取り換え頻度の低減、少ないスペースでコンパクトに収納でき、防災備蓄用としても最適である。
又、再生紙を使用しているので、当社の取り組みでもあるSDGsにも該当。


安衛品環室より

現在は入手のしやすいさから、芯有りのトイレットペーパーを使用する事が多いですが、提案の内容だと芯なし1個に対し芯有だと5個分に値すること.再生紙を使用しているので、当社の環境・地域目標であるSDGsの取り組み1件に該当しますのでとても良いアイディアです。

現場では協力業者にも新規入場者教育を行います。
新規入場者教育の内容には〔現場の説明とルール〕と〔会社の年度方針とルール〕があるが、業者数や人数が多いと何度も実施しなければならない為、毎回職員が時間を取られている。
本社に〔会社の年度方針とルール〕の部分を動画化してもらい、現場で〔現場の説明〕を動画化したものと併せて協力会社に説明する。


職員の手間が省け、毎回同じクオリティで新規入場者教育が実施できる。
コロナ感染防止の三密回避にもつながる。


安衛品環室より

新規入場者教育の内容の〔会社の年度方針とルール〕の部分を動画化するので、動画が出来るまでしばらくお待ちください。

現場事務所がコロナ対策のパーテーションなどの障害物があり、掃除機のホースが絡まり掃除しづらい。
掃除機に肩掛けバックの紐を取付けて背負いタイプにした。


ひきずる掃除機本体を背負うことで、掃除がスムーズに行えるようになった。


安衛品環室より

現場にあるものを、工夫して使い易くしており良いと思います。

本社近くのボックスカルバート出入口の左右の見通しが悪く、一般車と接触事故を起こしそうになりヒヤリとすることがある。
道路管理者(福島市)にカーブミラーの設置を要請してはどうか。


設置することが出来れば、当社関係車両はもちろん、一般車も接触事故のリスクが大幅に低減される。


安衛品環室より

安衛品環室で北警察署・NEXCO・市役所に相談し、福島市が現地調査・検討中。