海を渡って福島にきたロマンと歴史のある会社です
〜黒四発電所の建設工事ののち、福島県福島市に会社を設立〜
寿建設のルーツは、大分県佐伯市上浦町浅海井です。
現社長(森崎英五朗)の母方の曾祖父が北海道の炭鉱でトンネル技術を習得し、地元に戻って多くの弟子を育て、その弟子たちが全国各地でトンネル屋として活躍しました。
昭和14年、創業者・森崎鼎(現社長の祖父)が福岡県・勝田運炭線工事を担当して以来、当社は「トンネル屋」として歩んできました。
昭和32年には、当時、世紀の難工事といわれた黒部第四発電所工事(第5工区)に参画し、巾23m・長184m・高33mの巨大な地下トンネルによる発電所本体、勾配が34度もあるインクライン(傾斜鉄道)、100度以上の高熱の岩盤を掘削した放水路左岸(高熱隧道)等を、死者を出すことなく無事に完成させました。映画『黒部の太陽』の舞台となり強烈な印象を残した第3工区と同様に、困難を極めた工事だったといわれています。
その後、福島県と山形県をつなぐ万世大路「東栗子トンネル」の建設に携わったことをきっかけに、竣工の頃の昭和41年、福島市に会社を設立しました。当時、トンネル屋が東北で会社を興すと、なぜかことごとく大赤字で九州に帰ってくる結果となっていたことから、東北の地でも会社がしっかり長生きできるようにと「寿建設」という名前になりました。
平成28年3月には会社設立50周年を迎え、また新たに“百年企業”を目指して歩み始めました。
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寿建設ブログ「モールズ元気日記」