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提案内容 効果 参考

小断面トンネルの軌条撤去に伴うレール清掃は、レールにズリが固着し、 人がチッパー等で行う為、身体的負担が大きかった。
そこで、レール清掃専用のBOXを作製し、BOXをレールに設置して、BHのバケットで手前に引き込んで清掃した。


レール14チャン(28本)を清掃するのに従来は3人で約4時間要していたが、 提案後は同じく3名(2名でも可)で、約半分の時間に短縮することが出来た。また、BHを利用する為に、人的負担が大きく軽減した。
現場に余っていたロックボルトプレートを利用して作成した為、材料費は掛かっていない。
BOXの側面をレール型に切り抜いて作成した。
2個作製して、1チャンずつ清掃できるようにした。BHの排土板を反力受けとして使用。BOXでの清掃後は、水洗いを行って清掃終了。



安衛品環室より

作業効率と人的負担を大幅に低減する素晴らしい提案です。
着目点と発想が良く、実行で高い効果を上げた事が高評価です。

平台車に大型土嚢を積み込み固定する際、 平台車両端にはレバーブロックフックを掛ける金具を取り付けていたが中央部には無い為、固定が出来なかった。
そこで、小型のブルマンを使用して、平台車のどの位置でも自由に固定をできるようにした。


ブルマンを使用したことにより、自由な位置で固定が出来るようになり、荷崩れの心配が少なくなった。
金具等を溶接しない為、台車の修理費等は発生しない。
ブルマンに取り付けているリングは配管用のSカラーです。小型のシャックル等でも使用可能。


安衛品環室より

『荷崩れリスクを何とかして改善しよう』とした行動が素晴らしい。
更に平台車の修理費等を発生しない様に現場にある資材を活用してどこの位置でも自由に固定が出来るようにしたナイスアイディアな提案です。

名刺交換してもスマホに連絡先を登録する手間がかかる。
そこで、会社で活用しているLINEWORKSの機能を活用し、名刺をスキャンしてドコモ電話帳に連絡先を登録することで、 入力する手間を削減する登録作業が省力化できる。


登録作業が省力化できる。


*下図をクリックするとPDFで表示します


安衛品環室より

最近のIT機器には、あまり知られてない便利機能があるようなで、情報を共有する事は大切です。
これからも有効活用できる情報は共有して下さい。

元請から注文書が届いたらコピーして注文書決済という様式を添付し、 統括部長及び工事部長に確認の上、注文書決済に直接押印して頂き、経理に返却しているので、事務連携の効率が良くない。
そこで、Googleドライブを活用してこの流れを電子化したい。

この連携業務に関わる関係者が在社していなくとも決済確認ができ、事務連携業務がスピーディーになり、紙の削減にもなる。
この方式だと、他の事務連携業務も効率化を図れる。


安衛品環室より

現在のアナログな事務連携業務の非効率さに着目し、 現在使用しているシステムを活用して電子化するという発想は素晴らしいです。
ペーパーレスにもなり尚良しです。
他の業務も積極的に改善して下さい。

8tケーブルクレーンのグリースアップを行う際、 当初は手動グリースガンにて2人で行っており、作業箇所は地上から100m以上の狭いゴンドラ上やワイヤーロープ上にて行うため、 墜落や資機材の落下リスクが非常に高かった。
そこで、電動グリースガンの0.7m程度の純正ホースを、別の油圧ホースを加工して5mに延長し、 一人が足場の安定した箇所でグリースガンを操作・グリースの交換を行い、もう一人がホース先端のニップルの差込のみを行う事にした。


給油者はホース先端のみを保持することで、 手動グリースガン使用時のように両手を使わずに済み、体勢の確保が容易となった。
また、グリースの交換においても安定した足場上で行えるため、資機材の落下リスクが大幅に減った。
結果、整備時間の短縮と身体的負担の軽減に繋がった。


安衛品環室より

月1回の点検作業が、墜落や資機材落下のリスクが高い作業ですが、 油圧ホースを延長することでリスクが大幅に減少し、作業時間短縮と身体的負担の軽減をできたのは素晴らしい改善です。
「どうにかリスクを減らせないか」と諦めずに改善に取り組んだ成果です。

トンネルで使用する支保工を組立てる作業において、 継手部分の隙間を埋めたり、幅を広げたりする為に使用するスペーサーを作成する時に、 鋼材にマーキングするが、さしがねを使用して寸法を出すために作業効率が悪く時間が掛かる。
そこで、マーキングする寸法をマグネットシートに型を取り、型取りしたマグネットシートをスペーサーの上に重ねマーキングを行った。
マグネットは事務所にあるものを使用したのでコストは掛からなかった。 


型取りしたマグネットシートを使用することで、作業時間短縮でズレることなく簡単にマーキングが行えるようになった。




安衛品環室より

繰り返す作業に「もっと効率よく作業ができないか?」と疑問を持ち、作業が正確で効率をアップする方法を実践した素晴らしい事例です。

トンネル掘削作業時の立入禁止エリアを、都度、カラーチェーンやカラーコーンで区別していたが、
移動の手間、また設置忘れなどがみられたので、他現場で使用していたレーザー(LED)照射器を機械、立入禁止箇所に設置し、常に見える化を図った。


カラーコーンの設置手間がなくなり常に範囲が見えることで働く人にも危険個所の意識付けができた。
(今回は他現場から撤去した機器を使用したことで再利用でエコです。)


安衛品環室より

他現場でも活用していた機器を再利用し、 常に見える化にすることで、作業省力化にもなり、働く人たちにも危険個所の意識付けになったので、とても良い提案です。

現在、当社では普通紙で名刺を制作しているが、SDGsでアップサイクル紙を利用した方が良いと思った。

【福島県特有のアップサイクル紙】を使用する。
・福咲和紙(ふくさきわし)桃ノ木剪定の枝や葉を使用
・石灰石を使用した紙
 阿武隈鍾乳洞からでた石灰石を使用した紙で製造時の水を50%以上カット


福島県の発材の活用でSDGsに貢献
※アップサイクルとは、本来は廃棄されてしまうものを資源化し利用する事。

安衛品環室より

福島県の発材の活用で新たなSDGsに貢献が出来るので良い提案です。
特にアップサイクル資材に着目したことが素晴らしい。

箱抜き工に伴う支保工切断時の切断面が、 防水シート施工時にシート破損をおこしやすく養生が必要になっていたので、 支保工切断時に角がたたないように斜めに切断してブレーカにて折り曲げてなめらかな表面仕上がりになるようにした。


防水シート施工時に大きな養生が不要となり手間が作業の省けた。



安衛品環室より

支保工の邪魔な部分を全部切断することなく、 一部分の残し折り曲げて滑らかな表面仕上がりにし作業効率を向上させたことは素晴らしい提案です。
まさに「か行点検」の実践です。

当現場では、元請会社のルールにより重機稼働前には重機周囲を確認するためにキャタにカラーコーンを設置しているが、 カラーコーンが大きくて重機が移動するたびに外したカラーコーンを置ける場所がまちまちで、移動後に時々再設置不備が発生していた。
そこで、カラーコーンを小型の磁石タイプに取り換えた。


形も小さく運転席内に収納が可能となり、 また磁石タイプなのでいろいろな場所に取付けが可能となり置き場に困らなくなり設置不備も減少した。
1個/約1500円程度ですが磁石などで作成すれば自作でも作れそうです。


安衛品環室より

元請ルールに対し、ミスを減らすために工夫して磁石タイプのミニコーンに取り換え、 設置不備を減少させた効果を上げたのは素晴らしいです。
まさに「か行点検」の実践です。

坑内で使用する工具などを工具箱に入れてたが、 置いた場所などが分かりずらいので誰でも取りやすくできないか考え、 廃棄となった溶接金網の端部を曲げて工具掛けを設置し工具が多く掛かるようにして見える化にした。

使用する工具が分かりやすく、選別に時間が減少した。


安衛品環室より

工具の置き場所の「見える化」の提案ですが、廃材を利用したところが工夫がみられて良い提案です。
これにより工具を探す時間が短縮され日々の作業効率向上にもつながりました。

本社勤務社員の方はリアルでの現場状況がわかり辛いのではないか。
そこで、遠隔カメラを活用し会社に居ながら現場が見られることで現場状況が把握でき、 現場にも興味がでたり、パトロールなどでの天候も把握できると思います。
本社でもモニターなどを設置して現場状況を常に見える状態にしておくと良いと思う。

本社勤務者もリアルタイムで現場状況や天候などがわかり、 現場とのコミュニケ―ション向上にもつながる。
当現場では携帯にアプリを入れれば誰でも見れます。


安衛品環室より

当該現場で行っていることですが、 そのシステムを活用し現場の見える化を本社勤務者にも拡大し有効活用するアイディアは素晴らしいです。

本社勤務者用の駐車場が、区画ラインが明確でない為に縦列駐車すると衝突などの危険がある。
また、車止めが必要な箇所があるが現在は設置していない。
そこで、区画ラインと車止めを整備する事を提案した。

衝突などのリスクが軽減する。


安衛品環室より

日頃使用している駐車場に潜む危険リスクに着目し、完全整備を提案した積極性を評価します。
今後も「これで良いのか?」という疑問を持ってより良くする改善を推進してください。

使用済みのテプラテープは、以前、事務用品業者が回収してくれていたが、 現在はモノタロウで購入しているので回収してもらえなくなり、処分方法に困っていた。
調べてみたところ、テプラのメーカーで、回収BOXを無料で配布し、送料無料で回収している事を知り導入した。
※使用済みテプラテープを120個回収でき、BOXがいっぱいになればメーカーに送ることができる。

処分方法が解決し、リサイクルにもなるので、SDGsに貢献できた。
本社2階の工事部に設置しましたのでご協力ください。


安衛品環室より

SDGsに貢献しようという意識があるからテプラテープの処分方法を探すという行動が生まれたのだと思われます。
諦めてごみに捨てていれば環境にも良くありません。
とても良い取り組みです。

本社で天候により外での朝礼ができない場合、室内にて行うが、 その際指差しの看板がなかったため、工事部フロアでは「ゆびさし」を省略していた。
そこで、ラミネートした「ゆびさし」をマグネットで行動予定表に貼り付けて、室内で指差しをできるようにした。


雨天時でも室内朝礼で「ゆびさし」をするようになった。
さらに、行動予定表のホワイトボードに貼り付けたことにより、他の人の行動を確認することもできた。
またマグネットで貼れるようにしたので、磁石が付く場所ならどこでも貼ることができる。


安衛品環室より

天候に関係なく毎朝礼で「ゆびさし」を実施するようになったのは、まさに「かきくけこ」です。
観察して➡気づいて➡首を傾げ➡計画して➡行動した
工事部が統合してoneフロアーになり、まだ、未整備の部分に気が付き、改善した事は素晴らしいです。

エコキャップ収集を行う際に、重量は最後に計測集計するため、 工事終了時でないと総重量がわからず「目標まであと○○㎏なので協力願います」と伝えづらい。
そこで、実施中にバネ測りを使用し集計中の重量表示を行い、現在の収集量を「見える化」する事で収集意欲を向上してもらえる。


・見える化にすることにより、「目標まであと○○㎏」と分かりやすくなる
・キャップが山盛りになっているより意識が向けやすくなる
・当人が入れたときに重量が変化するので、「○○㎏増やした」と当人のモチベーションも上がる
 台測りでも、良いかもしれない(目的は今の重量と目標までの重量がわかればよい)

安衛品環室より

目標達成に対し「見える化」することにより、目標達成意識向上するので、とても良い提案です。

近年、協力会社で外国人労働者が増加しており、 日本語に慣れていない外国人労働者が安全指示内容等が十分に認識できるか不明であった。
そこで、KY活動記録用紙や新規入場者資料に、各母国語を併記し、 外国人労働者の積極的な危険予知を促すと共に安全意識を高め、災害事故のリスクを低減できる。

日本語の認識力も外国人労働者によってまちまちであり、 聴きなれない日本語での伝えかるより、母国語を併記する事で認識しやすく、前よりKY活動等参加しやすくなる。
この提案でポイントとなるのは、「Excelの翻訳機能」です。
対応言語も多く簡単に翻訳できます。


安衛品環室より

外国人の就労には言葉の認識が重要であるが、 当社現場には今まであまり外国人労働者がいなかったので、この面については対応が送れていました。
とても良い提案です。
是非推進して、工事部内で共有してください。

総合管理室の備品管理方法が乱雑で必要なものを探すのに手間がかかっていたので、
引き出しを開けたらすぐに使用できるよう、部署内でルールを決めて整理・工夫をした。


とても単純で簡単なひと手間ではあるが、必要な物を探す時に効率化できた。


安衛品環室より

「ルール」というひと手間を加えるだけで、 常に全員が使い易く効率よく備品を使用できるので良い提案です。

当社に家族構成に応じた手当(扶養手当)がないので、子育て世代や親の扶養をしている社員に扶養手当を新設。
また、福利厚生事業を誰にもわかりやすく公表する仕組みが必要。


在籍社員のモチベーション向上と求職者への有効なアピールになる。


安衛品環室より

従業員のモチベーションアップやリクルートに直結する提案です。
経営判断が必要な内容ですので総合管理室経由で取締役会での検討をお願いします。

夏季において、休憩所が無い現場では、 休憩時間は熱中症対策で社有車内でエアコンをつけて休む場合に、 一般市民かから「エンジンのかけっばなしでエコしていない」と見られる可能性があるので、 「熱中症対策で車両内で休憩している事」をマグネットシートなどで取り外し可能なメッセージサインとして表示してはどうか。
また、AED搭載車なども表示すると地域貢献につながるのではないか。


社有車をアイドリングしている意味を表示する事は市民の理解向上につながる。
また、AED搭載車なども表示すると地域貢献につながる。


安衛品環室より

「意味あるアイドリング」でも市民から見れば 「無駄なアイドリング」と誤解されるかも?とは、みんなが思っていたことかも知れません。
そこに気が付かれてメッセージサインを考案した事は素晴らしいです。

朝礼ミーティング時にホワイトボードを使用しているが、 持ち歩いているうちに文字が擦れて消えてしまい、翌日に再記入しなくてはならない。
そこで、ボード面が内側に折りたためる「二つ折りホワイトボード」を使用してみた。


書いた文字が保護出来、書き直しの手間がなくなり、運搬もコンパクトで便利になった。


安衛品環室より

不便さをカバーできる市販品を見つけ、使用してみて効果を上げた良い事例です。
改善意欲がみられた提案です。

新卒・中途採用試験の際に職務の適性を面接だけで判断するのは難しい事もあるので、 採用試験に適性検査(能力検査・性格検査)を取り入れてはどうか。


適正検査を行うことによって、 応募者の行動の特性や意欲、情緒、ライフスケールなどがわかり、採否の検討に役立つと思われる。
Webで無料で利用できる適性検査システムもあります。


安衛品環室より

社員採用試験で採否を判定する為の情報は多い方が良い判断につながります。
総合管理室で今後の導入について前向きに検討します。

レール工法のトンネルで、平台車上に火薬やロッド等の予備資材を載せていたが、 走行時の振動により台車上からはみ出て接触しそうになることが幾度か発生した。
平台車端部にはズレ止めのアングルやブルマンを設置していたが、それでも飛び出てしまうことがあったため、 積載方法を根本的に見直し、ロッド置き専用の治具を加工し、平台車上にブルマンにて固定した。


治具に勾配を持たせることでロッドの自重により前後に移動することを抑えた。 また、治具にビクトリックを用いることで積み下ろしを容易とし、且つ移動時はビクトリックを閉めることによりロッドが飛び出す心配なくなった。


安衛品環室より

創意工夫により現場にある部材を利用して運搬中の資材落下リスクを抑制が出来たナイスアイディアです。


年2回の社員大会が土曜日に開催している。
協力会社と遠方社員から出席する社員への負担が大きいので、 土曜日開催の社員大会を金曜日開催にする。

協力会社と遠方勤務社員の負担を軽減できる。

安衛品環室より

長年実施ていた社員大会の土曜日開催に着目した事は素晴らしいです。
来年度に向けて、実際に別曜日の開催が可能かを模索してまいります。

持込許可証や責任者のステッカーを重機のボディにマグネットで張り付けていたが、 振動等で剥がれ落ちて紛失してしまい、再度作成し貼り付けすることがあったので、手間が多く発生していた。
そこで、運転席内に外から見えるように貼った。


・運転席内のため落ちても紛失せず再利用でき、再作成の手間がなくなる。
・外から見える箇所に貼るので、ボディに貼るのと同様に使用できる。


安衛品環室より

いつもとは違う点に着目した事で不必要な手間が減少したので、ナイスアイディアです。

現在使っている名刺裏にスケール(目盛)が印刷されているが、補修会社としてクラックスケールも印刷してはどうかと思った。
※現在の名刺に問題点は無いが、目先を変えたアイディアとしての提案


現場でクラックスケールがない場合、正規に使用することは難しいが、臨時の便利グッズとしては使用できる。


安衛品環室より

実際に工事で使用する事は滅多にないと思われますが、名刺を見た人が「何だろうと?」と目をひかれる面白いアイディアです。

現在の就業規則では、通院や感染症などの療養が理由で会社を休む時には有給休暇が適用となり、 有給休暇の残日数が少ない社員は、体調が悪くても通院することを躊躇する可能性がある。
そこで、新たに「病気休暇制度」を設け、通院・感染症(新型コロナウイルス、インフルエンザ等)療養での休暇の際には病気休暇の取得を促す。
また、年次有給休暇についても【半日単位での休暇制度】を廃止し、 病気休暇を含め【時間単位での休暇制度(1年に5日の範囲内という労働基準法の定めあり)】を取り入れ、多様化する働き方へ対応する。


自身の健康維持に直結する通院・療養の際に、休暇の取得状況や残日数などを気にせず治療・療養に専念できる。
また、時間単位での休暇取得を可能にすることにより、業務時間も有効に活用できる。
(従前は1、2時間だけ休みたい場合でも半日休暇を取得することもあった)
労働環境をより良く改善出来る。


安衛品環室より

総合管理室で検討中

排水管内部に堆積物が溜まると、排水能力が低下するので、円筒スポンジで水送り清掃をしていたが、堆積物を満足に除去することが出来なかったため定期的に排水管を交換していた。
そこで、円筒形の金物(ロケット)を作成し、スポンジ前面にセットし水送りを行った。


一回の水送りで堆積物をほぼ全て除去することができ、排水能力を維持できた。
当作業所では2~4日に一度(切羽の湧水が少ない場合、堆積量が増えるためこまめに実施)行うことで排水管交換が不要となった。
トンネル掘削現場に一般的にある1.15Mpaのフリーステップポンプで4吋の排水管を水送りした場合、500mまで一度に水送りが可能。


安衛品環室より

排水管のメンテナンス作業の効率化を諦めないで改善方法を考え出し、 円筒形の金物(ロケット)を作成して排水管交換などのメンテナンス負担を軽減した成果が得られた事は素晴らしい。ナイスアイディアです。

本社では朝礼時に会社側を向いて体操をしているが、後方の道路際で体操をする方は大型トラックが通るので危険である。
また、マイクを使用しても後ろの人は、車の音で音声が聞き取りにくい。
そこで、体操時は道路側を向いて実施し、終了したら会社側に向き直し、前に集まって連絡事項と指差しをする。


道路寄りの人も危険から身を守れ、前に集まることでマイクの音声も聞き取りやすくなる。


安衛品環室より

長年実施している行動に疑問を持つことで、新しい発想が生まれた好事例です。
危険回避と伝達向上に寄与するナイスアイディアです。

【実施状況】

レール工法のトンネル現場で、レールポイントの切り替え表示の蛍光灯を赤と白で色分けし高視認化を行っていたが、 更なる誤進入対策の為にブザーを設置し、白標示(誤進入側)のみブザーを鳴らすことで音によるレールポイント方向の確認を可能とした。


レールポイント通過時に、白色のみブザーが鳴ることで更にレールポイントの状況を明確に出来た。



安衛品環室より

色分けした蛍光灯で「見える化」している上に、 更にブザーの音による認識で安全性向上の成果がありとても良い取り組みです。


設備の見直しパトロールでアジテーターカー上でのコンクリート積替え作業時が転落の可能性が高い事に気づき、 上部にセーフティーブロックを設置する事を検討したが、 重機の稼働範囲に干渉するため違う方法を検討した結果、アジテーターカーの側面に折り畳み式足場を取付け高所作業自体を無くした。


サイド足場上で作業することにより、アジテーターカーの上に乗らずに載せ替え作業が出来るようになり、 使用後は折りたたんで格納して取り外し等の手間を省き作業性も向上した。



安衛品環室より

設備の見直しPTを行った際に危険作業を見つけて改善に取り組み、 成果として転落危険解消と作業性向上に繋がったのでナイスアイディアです。

トンネル工事で削孔に親子ビットを使用しているが、地質状況により孔壁が崩れ、 ビットが回収不能となることが多々発生したので、親子ビット本体の後方に使用済みビットの先端を溶接し接合したものを作成した。
削孔後、孔が荒れた状態でもドリフターの打撃をかけロッドを回転して引き抜ける様になった。


容易にビット回収が可能となり、削孔時間のサイクルタイムを短縮する事に繋がり、 親子ビット回収不能となることがほぼなくなったためコスト削減にも繋がった。
また、使用済みのビットを再利用し現場加工しているため、改造費用は実質ほぼ0円。


安衛品環室より

使用済みのビットを現場で再利用して親子ビットを改造する事で、 成果として部材損失ロスを解消し、コスト削減と削孔時間短縮による作業効率を向上したナイスアイディアです。

就業規則について
・ 当社の有休休暇消化の制度は、年度替わりに新しく付与されたものから消化されるので、 最大付与日数が40日にはならないので、有休休暇は繰越したものから消化するよう改善。
・ 特別休暇は第60条(7)に本人の祖父母・兄弟姉妹、配偶者の父母・祖父母【同居にかぎる】の死亡とありますが、 現代では父母と同居する人が少なくなっており、配偶者の父母や祖父母と同居する人はごくまれで特別休暇が適用できるケースが少ないので、 第60条の適用範囲を【同居にかぎる】を削除する。

今後益々価値観や働き方も多様化してくる時代に 「すべての人が働きやすい職場環境や制度づくり」を推進し働きやすい会社づくりに役立つ。

安衛品環室より

会社で検討中

トンネル工事で火薬の出納表を作成する際に、これまでは電卓で計算し作成しており、 電卓の場合、1発破当り熟練者でも20分程度の時間を要し、タイプミス等により数量が合わないことがしばしばあった。
そこで、火薬管理用のPCを1台見張り所に設置し、エクセルに計算式を入れたシートに払い出し数量と返納数量と発破時間のみ入力することで、自動計算とし電卓を不要とした。
また、PC初心者でも誤って計算式を破壊しない様に保護を掛けた。


初めてPCに触る作業員でも2日程度で基本操作を覚え、大幅な時間短縮が出来た。
また、一週間ごとの消費見込みや火薬庫への注文数量等の管理もシート上で行うことにより時短が出来、火薬係の事務作業全体の負担軽減に繋がった。





安衛品環室より

この提案は、火薬の出納管理にPCを活用し、火薬係の事務作業の負担軽減と計算ミスの削減の成果がありました。
従来の習慣ややり方の改善に着目したナイスなアイディアです。

トンネル工事で軌条機械脇の照度確保のため、バッテリーロコとシャトルカー側面にLEDテープを取付けていた。
しかし、作業中に誤って踏んだりズリが当たった際にLEDテープが切れてしまうことが多々発生し、その度に費用が掛かっていた。
そこで、維持コストを削減する対策として透明な水道ホース内にLEDテープを通して保護した。


泥等が付着し清掃する際に、従来はLEDテープを傷めないよう慎重に行っていたが、 水道ホースに入れた事で高圧水で清掃することが可能となり、維持の負担が軽減した。
また、水道ホース自体が光を拡散してくれるため、より視認性が向上した。



安衛品環室より

LEDテープを水道ホースで補強した事で、 コスト低減とメンテナンス負担の軽減及び高視認化の向上の成果があり、改善意欲が感じられるナイスアイディアです。

トンネル工事で退避所や坑内電話等設置箇所の白色蛍光灯にリボンテープやビニールテープを巻き付けて色を変えていた。
しかし、劣化により発色が薄くなり3か月程度で巻き直しを行っており維持に要する時間が負担となった。
そこで、発色が薄くなったリボンテープやビニールテープの上からカラースプレーで塗装した。


スプレー塗装を行ったところ、4か月以上経過しても発色が薄くならなずに視認性を維持できた。
また、リボンテープを使用した場合より発色が強く、さらに高視認化にも繋がった。




安衛品環室より

リボンテープやビニールテープの上からカラースプレーにて塗装することで、 メンテナンス負担の軽減及び高視認化の向上の成果が出たナイスなアイディアです。

吹付検査孔を設ける際に当現場(小断面)でドリルジャンボは無い、
また、削孔する工具が無いことが問題となり、今回は吹付け前に箱抜きを利用して吹付けた後に型枠を取り外し検査孔を設置することにした。
箱抜き材料として塩ビ管と地山への固定具としてビスと平型のワッシャーを使用。塩ビの内径を50㎜にした。


吹付け後に塩ビを取り外すだけなので容易に作業が可能。
(特殊な工具は不要、インパクトドライバーは必須)
材料もホームセンターで揃えられ、安価で購入できる。検査孔がきれいに仕上がる。




安衛品環室より

削孔する機械、道具が無い中で、箱抜き作業に切り替えることで、 成果として削孔する作業負担の軽減とコスト低減及び仕上がり品質の向上につながったのでナイスアイディアです。

目標会議や協力業者に施工場所を明示する際にわかりづらかった。
無料3D地図アプリGoogle Earth(グーグルアースプロ)を使ってみた。


宇宙から現場位置までの降下動画を挿入してみたが地図を載せるだけよりは衛生写真と動画により伝わりやすかった。
地球全体から市街地までマウス操作で自由に拡大拡小でき、地図からストリートビューを始め、動画撮影や距離・面積の測定など様々な機能を使用することができ便利。


安衛品環室より

現場位置図を誰にでもわかりやすくGoogle earthの機能を活用し 「見える化」の向上に取り組み、成果として現場位置がとても理解しやすかった。
また、Google earthの別の機能に着目して次回活用しようという意欲は素晴らしい。